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「お祭り」とかけて「デキる部下の扱い」と解く。その心は?【キャリコンサロン編集部】

やりました、とうとうやりました!
万歳、バンザイ、BANZAI !

何をそんなに喜んでいるのかというと…

そう。この度私は国内マラソンレースの祭典「東京マラソン2024」に当選したのです!

2012年から申し込み続けること10年以上、毎年のように、

残念ながら貴方様のご期待にはお応え出来ない結果となりました。

というツレない言葉をいただき続けました。

これが続くと段々と興味が無くなってきて、

「東京マラソンとは縁が無いんだ」

と思い込み切ったところにこの朗報。マラソンをする人間にとってはやはり嬉しいものです。

一番嬉しいのは何と言っても、

「東京マラソン走ったことあるんですか?」

という質問に「YES」と答えられることです。

初対面の人に「趣味はマラソンです」って言うと必ずと言って良いほどこの質問をされます。

私の回答は、

「いやあ、ホント縁がないんですよ。大阪マラソンなら5回くらいあるんですけど…」

と何百回このセリフを話したことか。
そして大抵、会話はここで一回途切れます…

これまでアイスブレイクに使いづらかったマラソンネタも今後は思う存分に使うことが出来そうです。

こんな風にお祭り騒ぎになっている私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題は「お祭り」です。

お祭り、フェスティバル…

ライブやスポーツイベントには良く行きますが、最近お祭りというものに縁が無いですね。

でもそんな私も子供の頃はお祭りがあると必ずと言ってよいほど行ってました。

その中でも私の故郷である神奈川県伊勢原市の最大のイベントを紹介します。

それが「伊勢原観光道灌まつり」です。

これは戦国武将である「太田道灌」にちなんで名付けられたお祭りです。

太田道灌は戦国時代前期の武将で江戸城を築城した人物として有名です。東京にも幾つか銅像があるくらいです。

武芸に秀でただけでなく和歌にも精通しており、多くの和歌を残しているそうです。

そんな太田道灌と伊勢原市がどうしてゆかりが深いのでしょうか?

というのも、彼の命が途絶えた場所がこの伊勢原市だったのです。

彼は当時関東を収めていた扇谷上杉家の家老として仕えていました。

京都での応仁の乱よろしく、関東でも骨肉のドロドロの争いが起きます。

道灌は知略で敵をどんどん倒していき扇谷上杉家は勢力を伸ばす訳ですが、彼の評判ばかりが際立っていきます。

そうなると上司である上杉定正は面白くなく、次第に道灌を煩わしく思ってしまいます。

そして事もあろうか伊勢原市にある彼の屋敷で道灌を暗殺してしまうのです。

出来る部下を自ら失った上司の結末は言うまでもなく惨めなものです。

弔い合戦として立ち上がった道灌の子息との戦にて上杉定正は戦死。

その後、機を見ていた北条早雲に領土を奪われ、上杉家は次第に勢力を失っていくのです。

これを読んで「上杉定正は愚かだなあ」と思う方も多いと思いますが、

「デキる部下の扱い」

って結構難しいと思うんですよね。

まだ自分が上司として経験や実績が不足していると「デキる部下」の存在を気にしがちです。

挙げ句の果てに嫉妬して冷たい対応したり悪い噂をばら撒く。こうなったら最悪です。

「デキる部下」はおそらく会社を去る事になり、会社としては大損失となる訳です。

こうならないように私から2つのアドバイスを「デキる部下」を持った上司の皆さんに奉納しようと思います。

ひとつ目は、

他人と比較せず自分のやるべきことに集中する

ことです。

貴方のやるべきことは何でしょう?

それはチームのパフォーマンスを最大化させることです。それだけに集中しましょう。

評判の良い部下を持ち、パフォーマンスが高いチームの上司はきちんと評価されるはずです。

そして2つ目は、

将来的に自分を超える部下の出現を喜ぶ

ことです。

よく考えてみてください。

貴方を超えるような部下が出てこない組織に未来はあるのでしょうか?

上司である貴方は未来を創る役割があるはず。

となれば、自分を超えていくような部下の出現をむしろ歓迎すべきですよね。

私も会社ではこの2つを肝に銘じて上司をやっております。ハイ。

東京マラソン→お祭り→太田道灌→デキる部下

というジェットコースター並みの急展開いかがでしたでしょうか?

ここで久しぶりになぞかけです。

「お祭り」とかけて
「デキる部下の扱い」と解く。その心は?

どちらも将来を見越し(神輿)ましょう!

お後がよろしいようで…
ではまたご機嫌よう(^_ー)-☆

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