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サントリーニ島からミコノス島までフェリーで移動した

人生の夢の1つに、エーゲ海に浮かぶ島でバカンスをしたいというのがあった。

ただ僕らの性格的に何もアクティビティをしないのは飽きそうということで、島をホップし、サントリーニ島とミコノス島に立ち寄ることにした。

飛行機とフェリー

サントリーニ島、ミコノス島共に空港がある。

しかし島間の直行便は飛んでいないので、飛行機でサントリーニ島〜ミコノス島の移動をするには、基本的にはアテネ(ナポリ等他の空港でもよいが現実的な距離を考えると)を経由することになる。

しかし地図を見ての通り距離的なロスも多いしお金もかかるし、電車と違って乗り換えにも時間がかかる。おおよそ3-4時間ぐらいかかるようである。

そこでサントリーニ島からミコノス島へは、フェリーを使って移動することにした。さらに、フェリーであれば乗り換えもなく、荷物量の上限もなく気楽である。

フェリーを予約する

フェリーはSEAJETSという会社が提供しているようである。他にもあるのかもしれないが、自分は見つけられなかった。

フェリーは公式サイトからオンラインで予約することができる。公式サイト以外でもフェリーの予約サイトはありそう(価格比較サイトなど)であったが、我々は公式サイトで予約をした。

出発地、目的地を入れると時刻を選べる。車も載せられるようで、台数を選べた(自分たちは当然0ではあるが)

片道89.20ユーロ(現在およそ1.4-1.5万円)で、所要時間は最短1時間55分。

船の選択

船にはこの日は3つ出ていたのだが、それぞれ所要時間が結構違うので注意。どれも値段は同じだが、船の違いで速度が全然違う。

WORLDCHAMPION JETが最新のようで、現地にもNEWというポスターが貼ってあった。これが2時間を切るぐらいで、最も遅いものだと3.5時間もかかる。

自分たちは時間は融通がきいて、移動時間は最小限にしたかったのでWORLDCHAMPION JETを選択した。選択すると性別や席タイプの選択画面に遷移する。

席の選択

席はSLVが最も安い席で、CLUB、PLATINUMとグレードが上がる。INFANTは名前の通り幼児かな?

席のグレード

SLVでも指定席であり、自分たちには十分なのでSLVにした。WORLDCHAMPION JETだとそれ以外のグレードだと2階席確定で、またそれぞれ専用エリアなどがあった。

チケットの配布方法の選択

以下はチケットの配布方法の選択画面。下の方がオフラインで受け取りなのはわかるが、上2つの違いは全くわからない。

が、適当に一番上を選んだ。どれを選んでも手数料とかは特にかからないようである。

ticketの種類選択

自分は乗る2ヶ月前くらいに予約をしたが、当日とかでも取れるようである。

Confirmation e-mail

取引の確認メールと、予約詳細とで二通メールが来た。

Online checkin

搭乗の48h前からオンラインチェックインができるようになる。公式サイトに番号などを入れオンラインチェックインを実施した。旅行中に浮かれて忘れないように注意。

するとQRコードのついたチケットがそれぞれメールで送られてきた

席もこの時点で確定する。2席あったが、同時にチェックインすれば?ちゃんと隣になっていた。

このとき予定時間は12:00のはずなのに12:35になっていたのは少し違和感を感じてはいた(予定変更になっていたのを後から知ったが、飛行機のように事前のメールなどはなかった)

タクシーでポートまで移動

左上のあたりがイアで、右下にあるのが空港。そして左下にあるのがフェリーのターミナルである。

イアで宿泊していたホテルに船の予約を伝えると、1h前につくように送迎を手配してくれた。

他のホテルから空港まで移動する方と相乗りで移動し、60ユーロを支払った。カードでも払えるようだが、手数料がかかると言われたため現金で支払った。先に空港、後からポートのルートである。

ドライバーは非常に親切で、船の会社がSEAJETSだよというと「あそこにあるSEAJETS窓口でのりば聞きな」と教わった。

ポートはすごく崖の下にあり、狭くて長い下り坂を車で通った。入江になっていてきれいなのだが、本当に狭くて崩れそうで、どちらかというと怖い気持ちが強かった。

フェリーの時間変更

ドライバーの助言のとおりにSEAJETSの受付でのりばを聞くと教えてくれた。また時間についても予約とチェックインと違うので「いつ乗り場に行けば良いのか」聞いてみると、「12:30に行けばいいよ」と言われた。(チェックインのほうが正しい)

SEAJETSの事務所

調べてみると結構予定変更とかもあるようだった。事前に知れてラッキー✌️

他にもゲートを聞いてる日本人を見かけた。

ポートでのフェリー待ち

ポートにいくつか店はあるとはいえ、フェリー待ち1hはちょっと暇だった。正確には予定変更と、さらなる遅延も含めて2時間弱程度なので暇だった。個別送迎を頼めるならもう少しギリギリにしても良いと思う。

暇つぶしにはDock Cafeというカフェに行った。

Dock Cafe

隣のKalogerosというレストランでも客引きをしていたが、Google Mapsでの評価がすこぶる悪いので注意してほしい。どうやら現金のみ&美味しくない、フェリー内の売店ほうが断然よい、という評価のようである。

時間が近づくにつれ、乗り場から店の前まで大行列(100m以上!)ができていた。
飛行機の搭乗待ち列と同じでこれに特に並ぶ必要はないのだが、みんな並んでいた。荷物置き場でいい場所に置きたいからかもしれない。

先程のDock Cafeでついでに水も買っておいた。ギリシャは普通のペットボトルの水がとても安い&普通に美味しい。0.5ユーロだったかな。

フェリーへの搭乗

ゲートはこんな感じ

Gate 4

ただ建物を抜けるだけの大行列を抜けると、単に人がポートに溜まっていた。並んだ意味は何もなかった。

ゲートの先にあふれる人々

しばらくすると大きな船が到着し、車や多くの人が出てきた。そのあとこちらからも乗り込む。

乗り込んだらスーツケース置き場にスーツケースを置く。大きなラックに適当においていくスタイルで、結構奥に押し込められてるスーツケースもあった(取り出すのが大変そう)

船内の荷物置き場

みんながせかせかと置いている最中であったが、船は先を急いでいるのか、すぐに出港してしまった。

ここまで何もチケットを確認されてないのだが、上階にあるキャビンに移動する前の階段で、一人ひとりscanしての確認が行われた(結構並んだ)

フェリー探索

フェリーは本当に大きくて、様々なグレードの席や売店もあった。オブジェもいっぱい飾られていた。

こちらは僕らのシルバーの席。席がないのか、床に座り込んでる人や席を途中で移動している人、移動させられている人もいて不思議だった。便を間違えてるっぽい人もいた(どう考えても出港前にチケットを確認しないのが問題である)。

シルバー席

売店はちょうどこのカメラの裏にあって、ポテチとか飲み物とか売っていた。

2階にもシルバーの席もあったが、プラチナとかはゾーンが分かれていて、個室っぽくなってたりした。ただ空席も多く、絶対チケット買ってなさそうな人が勝手に座ってたりもした。

一度甲板にも出てみたが、船が高速なので立っていられないほど風が強かった。

甲板からの景色

よければ動画を見ていただければ風がわかると思う。

フェリーでの移動

フェリーは色々な島に寄りながら移動する。到着前に荷物も取らなきゃいけないので、「◯◯で降りる方は下へ」のようなをアナウンスがあるのだが、発音が独特で、他の島の名前を知らないのもあって自分は全く聞き取れなかった。ので、自分は放送のたびにIs the next Mykonos?とかShould I move? I want to visit Mykonos!とかきいて不安を解消していた。

4つめぐらいだっただろうか、無事ミコノスのアナウンスをきいて下階に移動し、荷物をpick upした。

荷物はおそらく他の島から乗ってきた人により、奥に追いやられていて取り出しづらかったがなんとか引っ張り出した。

ミコノスに到着

ミコノス島ではただ降りるだけだったと思う。
普通に外に出て、ホテルに向けて送迎に来ていただいていた人の車に乗り込んだ。

車窓から出向する船を見送った。

また他の島に向けて出向した船

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