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芸術初心者が美術展に行って感じたこと

ブルーピリオドに影響されて
アートに触れたくなった私は

上野の「ゴッホ展」
清澄白河の「GENKYO横尾忠則展」に行ってきた

アート初心者の私は
作者に関する背景や技術などについての知識は全くない 

そんな私が
二つの美術館に行って感じたことは
ゴッホの絵がつまらないということだった

確かに上手いのかもしれない
とても価値があるのかもしれない

でも、全然面白くなかった

私はこの絵に多額のお金を払い
買いたいとは思わなかった

一方で横尾忠則の作品は
本当に刺激的で面白かった

初心者の私にとっては
わかりやすく迫力があり

そして何よりとても気持ち悪く
とてもかっこよかった

不細工な人の顔に
なぜかはわからないが

人間の本質ってそんなに綺麗なものではない
というメッセージ性を勝手に感じた 

つまり絵の良い悪いは
綺麗かどうか、上手いかどうか
評価が高いかどうかではないのだと思った

あたりまえだが
鑑賞者にもそれぞれの人生背景があり
作品に対して、各人全く違う感じ方をする

だから
あなたにとって価値のある絵でも
自分にとって価値のない絵に感じることは
大いにあり得るのだ

作品自体に価値があるのではなく
鑑賞者が価値を生むのだと思う

つまり、10人いればその作品には
10通りの価値が生まれる

おそらくゴッホの方が
世界的には評価は高いだろう

でも私は偶然、横尾忠則の絵により価値を感じた

そこに決して間違いはなどはずだ
誰がなんと言おうと私が良いと思ったのだから

自分が良いと思うことこそ
自分にとっての正解である

芸術の作り方も感じ方も
とても自由でとても楽しいと感じた








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