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靴紐の結び方vol.1【スキップ結び】買った時のまま使ってない?

数字を分析してきたこれまでのシリーズと違った変化球ものを。それは「靴紐の結び方」です。

買った時の結びをそのまま使っている人がほとんどだと思うんです。いや、そもそも結び方がいろいろあるのか?と言われるかもしれませんが、シューズの紐問題は昔から存在します。

靴にまつわる不思議な常識

とても当たり前のことなんですが、人の足の形は様々です。朝と夕方で足の大きさも変わりますし、左右差もあります。下は足先の形の違いを表したもので、見たことあると思います。

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表記が25.0cmだとしても、メーカーによってサイズ感は違うし、幅広の人もいれば、ペタンコの人もいて、細身もいれば、甲高もいます。

なのに、靴はなぜか0.5cm刻みで、両足のサイズが違っても、買うときは同じサイズを買わされますよね。長年不満を抱えている人も少なくないと思うんです。

自分の足にフィットしたシンデレラの靴を探し続けているランナーたちが、こうしたサイズ感として妥協しながら走り続けている中で

できるだけ足にフィットさせる工夫としては、自分の足に合った紐の結び方を見つけることぐらいしかないものです。

でも、買った時の結びをそのまま使っている人がほとんどだと思うんです。
・かかとをトントンする
・幅を平行にして結ぶ

くらいのことは昔から言われているけど、幅広・ペタンコ・細身・甲高などの個性がそれらで補えるとは到底思えないわけです。

こうした靴にまつわる不思議な常識が、長い間まかり通ってきていて、私たちはすっかり飼い慣らされてしまっています(笑)。長年不満を抱えている人も少なくないはずなのに。


甲高の人にオススメな「スキップ結び

買ってしまったシューズそのものは縦にも横にも長さ・サイズを変えることはできません。日本人には甲高幅広が多い!と言われ続けていて、それを自認している人も多いと思うんですけど(笑)

シューズがいつもパンパンの人、長い距離を走ってむくんでくると圧迫感を覚える人。そんな人に向けた小さな工夫でアジャストできる靴紐の結び方が「スキップ結び」です。

ポイントは大きく2つです。

①アンダーラップ結びをする
②甲部を1穴だけスキップする

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長距離用のオーソドックスな結び方と言われる「アンダーラップ結び」をしていって、甲部に差し掛かる真ん中あたりだけ、斜めにたすき掛けせずに「スキップ」させる。残りはまた普通にアンダーラップのたすき掛け。


↓↓順序を矢印で表すとこんな感じになります↓↓

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