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買った投信や株式の価格が上がっているとき(又は下がっているとき)のメンタルの持ち方

株は上がったときのメンタルが大事

みなさんこんばんは。

年初来より、日経平均株価は上がっています。

1月4日の大発会の始値が33193円。きょう1月19日の終値が35,963円。
2週間で約8%の上昇。どうやら外国人投資家の方々がかなり買い越ししてるみたいですね(約1兆円ぐらい)。個人は逆に売り越してるみたいですが(約1兆円ぐらい)。

投資主体別売買動向

日経平均が上がっているということは、それに連動する投資信託の基準価格ももちろん上がることになります。そして、いま確認すると「オルカン」も「S&P500」も基準価格が上がっています。ということは・・・・

皆さんが新NISAで買った投信も利益がでてるってことですね!

おめでとうございます!。利益がでているというのは本当に素晴らしいことです。たとえそれが数百円、数千円としても、ここからすべてが始まりますからね。これが1年後の数万円、3年後の数十万円、10年後の100万円へとつながっていきます。

ただ、ここでこんなことを思ったりしていませんか?

「もうちょっと多めに買っとけばもっと利益がでたのに・・・・」

この気持ちはよーくわかります。わたしも何十回と経験していますからね。

でもね。

それは言わないでおきましょう(笑)。たしかにもっと買っておけば(積み立てておけば)、利益はもっとでたでしょう。でもそのときは、もっと積み立てるという判断はくだせなかった。それがすべてです。そしてその判断は正しかったのです。

投資をすると不思議なもので、

「利益が出ることを当たり前と思い、損をするとものすごく悔しがる」

のです。でも、ほんとうは逆です。利益がでるのがまれで、損するほうが当たり前です。ですから、今回年初来からすこしでも利益がでたのなら、

「やったー!。今年は新年そうそう幸先がいい!」

と自分をほめてください。そして、一回ほめたらまた冷静になって、明日からは粛々と、何事もなかったかのように積み立てをしていってください。最初の計画どおり、積み立てる。これが大事です。


ここからちょっと嫌なことを書きますと、今年もかならず暴落があります。それが、小暴落か、中暴落か、大暴落かはわからないですが、間違いなく暴落はあります。

その時は利益がでたときとは比べものにならないくらいメンタルがやられます。ほんとうにびっくりするくらい落ち込みます。でもそんな時でも、粛々と積み立て続ける。これが長期投資のポイントです。

でも多くの人はここで脱落してしまうんですね。暴落時の恐怖に耐えられず、「もう暴落する株価(基準価格)を見たくない!」ということで、売ってしまいます。一刻も早く、苦しい胸の高鳴りを抑えたいというわけですが、2週間後ぐらいに株価を見るとなぜかもとに戻ってたりする(笑)。

「ああ、私に株の才能はないんだ・・・」とショックを受けて、株式市場から退場してしまう。これはあまりにももったいないです。

ということで、ここで有名な株の格言を書いて締めくくりたいと思います。

「あがってよし、下がってよしの株価かな」(故竹田和平さん)

株価が暴騰、暴落したときに思い出してくださいね。ではまた。


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