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無い無いずくしのサービス

今まで販売の仕事をして来たから、サービス業も経験したいと思い、時間給で働く事にした。
直接に接客するので無く、その補助だから気が楽だ。

接客には、鬼の研修やら口角上げやら腰曲げ角度まであり、あの手この手で客を持ち上げようとする。
「おもてなし」などの美語で、手当たり次第対応するから、モラハラなども増えた。

それでも足りず、ポイント3倍、投げ銭、肉のおまけまで付いてサービスの本質を逸脱している。
早く届けるは2024年問題に発展した。

人間の我慢する能力を削ぎ落とし、我慢の楽しみと想像性をカットして、そこへ情報を詰め込むから、睡眠の質が低下している。また早い程、環境に負荷をかけてある。

サービスの3大要素は、平等であること、優先順位が1番である事、環境が整っている事で、愛想良くても注文のビールが10分も待たされたら、二度と行く気がしない。その上、電気代が上がっているからとエアコンを消していると、意識からハズレてしまう。
飛行機の搭乗で、株主優先も辞めて欲しい。愛のない行動だから…

サービスの劣化は、3大要素から遠のくほど進んで、質が悪くなり無い無いずくしになる。興味か無い、暇が無い、お金が無い、やる気が無い、楽しく無い、真実では無い、愛して無いなどなど。つまり関心がないのだ。関心の無いサービスほど、くだらない自己満足になり、なんの成果も実らない。やはり最高のサービスは、優先順位が1番である事だろう。
「鳥の絵は豆柴太郎さんの作品」

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