広島FMに泣かされた。本当にありがとう。
毎週火曜日の午後は、JFN『Seasoning』というラジオ番組に出演している。2018年4月からレギュラーになったので、もう４年目ということになる。お声がけをいただいたのは、例のスキャンダルで海外を放浪していた時期。「何もない私」「すべてを失った私」に声をかけてくださったことには筆舌尽くしがたい恩を感じている。
この番組では、「おとたけが気になる！」（そう言えば、なんで平仮名なんだろう）というコーナーを持たせてもらっている。毎週、社会問題や政治やスポーツなど、私がその時々で関心を持っている話題について自由に語らせてもらえる貴重な時間だ。
6月29日の放送だった。私は「JOC理事にトランスジェンダー就任」というタイトルで、私の友人でもある杉山文野氏がJOC理事に就任したニュースを伝えた。男性として生きている杉山氏が、「女性理事」として発表されたことについて、また本人がそれについてどう感じているかについてお話しさせていただいた。
そして、コーナーの最後に、私はこう切り出した。
「出演させていただいている身として、どこまで踏み込んだ発言をしていいのかわからないんですけど、いつか言えたらなと思ってたことがあるので、この際だから言わせてもらいますね」
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「乙武洋匡の七転び八起き」
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