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キタムラの「冷製」マネジャー日記 #68

こんにちは。オトタケの右腕ことキタムラです。

近頃、元芸能事務所のマネジャーさんたちがSNSやブログで仕事内容を発信しておられます。職業柄、けっこう注目して読んでるのですが、とても勉強になります。マネジャー業5~6年目の方が多いようなのですが、彼らの文章を読むにつけ、10年選手のワタクシは何をしてきたのだろうと心が折れるのであります。目下の私の主な業務はオトタケの悪口です。

さて、ネタ不足にも程があるのですが、先日オトタケから提案されたなかに「映画の感想文を書いたらどうか?」というものがありました。じつは私、感想文が大の得意で、中学校の夏休みの宿題の感想文、いまだに提出しておりません。昔の偉い人が書いた『五体不満足』とかいう書籍についての感想も「粋でイナセなギャグエッセイ」の一行で終わってしまったほどなので、期待せずに読んでいただければ幸いです。とりあえず「感想文 書き方」でググってみます。

映画『最強のふたり』をご覧になっただろうか? 事故で脊髄損傷の重傷を負い、車いす生活を余儀なくされた白人の大富豪と、その介護人を務める貧困層の黒人青年の「奇跡の友情」を描いたフランス映画だ。日本では2012年に公開され、興行収入16億円超え、日本で公開されたフランス映画では歴代1位のヒット作となった。

その後ハリウッド・リメイクされてこちらも大ヒット。日本でも昨年末から『THE UPSIDE 最強のふたり』というタイトルで公開されている。フランス語版は公開当時に観ているが、今回あらためてハリウッド版と両方観てみることにした。多少の設定に違いがあるものの、本筋は同じだ。


ネタバレにならない程度にあらすじを紹介する。黒人青年は大富豪の邸宅で介護人採用の面接試験を受けた。働く気もない失業保険目当ての行動だったのに、うっかり採用されてしまう。黒人青年はテキトーに仕事をこなしていたのだが、障害者の富豪にはそれが心地よくて、次第に深い絆で結ばれていくというストーリーだ。この説明じゃ、あらすじすぎるか?

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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