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岡村隆史さんのラジオでの発言が炎上した理由を、あくまで構造として分析してみる。

ナインティナイン・岡村隆史さんの発言が炎上しています。

4月23日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で、次のような発言をしたそうです。

今面白くなかったとしても、コロナが収束したら絶対おもしろいことあるんですよ。コロナ明けたらなかなかの可愛い人が、短期間ですけれども、美人さんが、お嬢(風俗嬢)やります。

これ、なぜかと言えば、短時間でお金を稼がないと苦しいですから。3ヶ月の間、集中的に可愛い子がそういうところでパッと働きます。そしてパッとやめます。それなりの生活に戻ったら。

その3ヶ月のために頑張って、今は歯食いしばって頑張りましょう。ぼくはそれを信じて今頑張っています。

これには、主に男性側から「ゲスい男性の本音を口にしただけ」という擁護もいくらかは存在するようですが、やはり「頭の中で考えること」と「公共の電波で口にすること」には大きな違いがあるので、このご時世での炎上やむなし、なのだろうと感じています。

この発言のどこに問題があるのかという点については、つねに経済的弱者に寄り添った発信を続けている「NPOほっとプラス」理事・藤田孝典さんらがすでに記事を出しているので、そちらに譲ります。

私は、この発言への是非を語るでもなく、正義感を振りかざすのでもなく、ただ冷静に「なぜこの発言が炎上したのか」という構造について分析してみたいと思います。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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