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「ムダな時間を過ごさない」ために、私が実践していること。
今日は「時間」についてお話したいと思います。私たち人間に唯一、平等に与えられているのが時間だと言われています。確かに、男性にも女性にも、高齢者にも若者にも、富裕層にも貧困層にも、1日24時間が平等に与えられています。
しかし、その24時間をどのように使うかは人それぞれ。予定を詰め込みたい人もいれば、のんびり過ごしたいという人もいるでしょう。身近な例で言えば、私は完全に前者で、「乙武の右腕」ことマネジャーのキタムラからは、「オトさんはテトリスのように予定を詰め込む人ですね」と揶揄されるほどです。
そんなキタムラは私とは正反対のタイプで、典型的な後者。スケジュールを見たときに、仕事はもちろん、遊びの予定が入っているだけでもストレスになるというのです。朝起きたときに、「よし、何も予定が入っていない」という状態が、彼にとってはいちばんの幸せなのだそうです。
ここまで読んで、「あ、私はキタムラさんタイプだな」と感じた方は、いますぐそっとこのページを閉じてください。この先、キタムラタイプのみなさんにとって有意義なことは何ひとつ書かれていません笑。逆に言えば、私と同じようなタイプ、つまり、「予定を詰め込みたい」けれども、結局ダラダラして時間を無駄にしてしまっているという方にこそ読んでいただきたい文章です。
さて、キタムラから「予定をテトリスのように詰め込む」と言われるほど、空き時間やムダな時間を減らすように努めている私ですが、最初からそのようなスケジュールを組むことができていたわけではありません。ついついダラダラしてしまう時間や、特に生産的なことをするでもなく、時間をムダに費やしてしまうことも、正直に言えば、今だってないわけではありません。
しかし、私が日々実践している「あること」により、以前に比べると、随分とムダな時間は減らすことができているように思います。せっかくなので、今日は「もっと時間を有効に使いたいけれども、ついついダラダラしてしまう」と感じているみなさんに、私が毎日実践していることをご紹介したいと思います。
と、そのまえに「時間を有効に使い、24時間でできることを増やしたい」と考えている方がやってしまいそうな間違い、むしろあまりやるべきではないことをについてお話ししてみようと思います。
一日を有効活用しようと思ったとき、私たちは「睡眠時間を削る」という選択肢を選ぶことがあります。ですが、私はこの手法をあまりお勧めしません。なぜなら、たしかに睡眠時間が短くなれば、そのぶん起きている時間が長くなるので、それまでよりも活動に当てられる時間が長くなるのですが、しかし、よほどのショートスリーパーでもない限り、睡眠時間が短くなればなるほど思考が働かなくなり、パフォーマンスも低下するので、結果として「睡眠時間を削る」は悪手であるように思うのです。
では、睡眠時間を削ることなく、与えられた時間を有効活用するために、どんな手段が適切なのでしょうか。いよいよ、ここからが本番です。
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「乙武洋匡の七転び八起き」
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