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「障害者割引」って必要だと思いますか?

先日、気になるニュースが飛び込んできた。

いまは休園中の東京ディズニーランド&ディズニーシー。今年4月から中学生以上のチケットが値上がりはずだったのだが、「障害者向けチケット」なるものを使うと割引になるようだ。実質上の「障害者割引制度」導入に踏み切ったようである。

健常者の方、特にディズニーファンの方からすれば、「いいなあ」「うらやましい」という感想を持たれる方もいらっしゃるだろう。だが、意外に思われるかもしれないが、障害当事者のなかには、このニュースに対して複雑な感情を抱く者も少なくない。じつは、私もその一人だ。

「え、割引にしてもらえるのに、どうして複雑な気持ちになるの?」

そんな疑問に答えていくためにも、まずは「なぜ障害者割引なるものが存在するのか?」について考えてみたいと思う。

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