融合してるつもり?

駄文でびっくりします。

プリント用Tシャツとして世界的に多く使われるメーカーの物に、作家の絵を落とし込んで、製作してます。いずれは、より良い生地や稀少な素材を使えるようになりたい、というのも私たちの目標の一つです。まだ資金無いので。

とは言え、私達の「核」は絵なので、素材や型は後からついて来る方が自然、と思う時も。だから現状は健全かなと思って見たり。道は険しいですなー。

素材が良くなったから売れる、となると「何が売れた?」の意味がそもそも変わってきてしまうやつ。その製品が売れたのは結果だけで、メインのクオリティをごまかすことになる。

目的を成す為のプラン、そして価値の見えてない物に価値を付加することがデザイン。なくても良い物をあえて作るなら尚更だと思っている。どこかで聞いた言葉を拝借すれば、無くて良いけどあったら良い物。機能性を求められるなら「問題を解決」するアイデアを発信するのだからより必要なものを求められると思う。

だからコンセプトって凄く大事だし、ブレないところと、ブレていくべきポイントをしっかり作らないと足元が”ブレる”。

極端にいくと、廃棄されていた物に目をつけたりそこに価値を見出せるビジネスマンは、デザイナーやクリエイター、若しくはそう言われてる人よりセンスありまくりかもしれない。

だからと言って高級、希少な素材を否定できるわけない。だって凄いから。

というより作り手はプライドとプレッシャーだと勝手に思っている。値段高いし、素材の良さにデザインが殺されそうになったりするし。製品化される前の素材の時点で50点(仮)だから。結果として、50点以上、6、7、80点のプランやプロダクトを求められる。50点の素材を感覚でも50点かそれ以下の製品化なら、誰が作っても良いし。売れて当たり前の素材であれば尚更。

売り子がいようがいまいが、究極デザインが優れていれば最小限の対応で売れます。伝える要素が揃ったオンラインに出せば、売り上げは伸びます。そこがとても難しいところだが、それがミッションと言われればそれまで。

コットン、ウール、リネン、化繊などアパレルはより多様化してきているなか。

革などはそれ自体が命な部分がありますよね。

革メーカーで働いていたことがありますが、ほんと素材は活かし方次第であり、人気なものはそれだけで売れていきました。デザインが大したことなくても売り文句があればある程度売れるんですよね。都合がよかった。個人としても革はそこまで嫌いではないです。フォーマルに見えるし。メインにはしたくないけど。

希少、高級であればより人気のプロダクトを育てたいものですが、それ以前に素材が良いとある程度売れます。でも、時勢にそぐわない、頓珍漢なものはやはり素材が同じでも売れ行き悪かったです。それは50点の素材を20点にした製品に見えました。希少だからと、希少さを売りに出しているうちにセンスが無いって思われるなー、と頭に浮かびました。100点に近ければ売れ行き伸びますからね。在高減らされる可能性も低いでしょう。数作りますよね。

極端に言えば、ウィルスで一時的に世界が動かなくなり、人と人が直接お店で接触しにくくなっていくなかで、それでも人を動かすデザインがこれからは育っていきそう、と考えて見ながら溜まったような音の屁が出ました。終わり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?