夜中

毎日、暗くなったら、息子と共に寝て、明るくなったら起きる生活。
だけど、時々、どうしても眠れない夜中に起きて、私の非日常を過ごす。

深夜1時、息子に肩を叩かれ、起きた。
実は私も怖い夢を見て、はっと目が覚めたところだった。台所にある包丁が私目掛けて寝室に入ってくる、という夢。
息子も怖い夢を見たんだって。2人で寝ぼけ眼でトイレ後。私、覚醒。
本を読もうとリビングへ。結局、携帯やら、そこに置いてあったフリーペーパーやらを読んでたら、
無性に腹が減った。即席うどんを食べる。午前3時。

自分とはなんぞや？とか、やりたい事をビジネスに、などと考え、本を読み漁るも、私は実行に移せない。
ヤル気が湧かない。なのに、3時に、うどんを作って、食べられるんだなぁと思った。夜中に何か食べるなど、いつぶりか？思い出せない程、昔むかし。

私は何か変わろうとしているのか？
ただ闇夜の静寂を1人で楽しみたいのか？

自由は素晴らしい。自分で調整できる、って素晴らしい。きっと、こんな生活をしたかった。
外に働きに出る、って私にとって、かなりのストレスだったんだな、と思う。
今も、「嗚呼、私の人生冴えてない」などと、目が疲れた時、体が重い時に思うけど、
自分の好きなことをして、疲れて、私ばかり大変だ、と思ってる私って、なんだか滑稽。馬鹿だなーー。
夜中に、うどん→煎餅、と食べる。
幸せだな。

と打ってたら、母さん隣にいないと気付いた息子がお迎えに来てくれた。午前３時半。
抱き合って、ねんね。日常へと戻った。

今日も生きていてくれて、ありがとう。
生まれてきてくれて、ありがとう。

飛び立っていく蛍に、「また会おうねー、ばいばーい」だって💛