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DAY9*お菓子の変態の優しさ

こんばんは。みゆうです。

今日は授業終わりに、大学の先生と、同じ志を持つ友人、ゼミの先輩とヴィーガンスウィーツのお店へ。

私は、
"食べられないものがある人達が、なんでも食べられる人達と一同にテーブルを囲める"
そんなお店を開きたいと思っています。

その為に、自分が今何をすべきなのか、とにかくがむしゃらになんでもチャレンジしてきました。

しかし、なかなか前が見えてこない感覚があります。

なんでもやりすぎて、散漫になっているのも事実です。


今回は、私のやりたいお店のイメージやキャリアを知っている先生が、本当にその道を突き詰めているパティシエさんに合わせてくれました。

広尾にある、

「hal okada vegan sweets lab」

の岡田春生さん。

https://halokada.square.site/


なんだか私の目標にしている世界を切り拓き、新しい世界を生み出しているように映りました。

ケーキ、ヴィーガンだとは思えないくらい美味しいんです。小麦粉も使っていないのに。
私は、普通の人よりかは多分口が肥えてます…多分…
なので、確実に美味しいのを保証します。

このケーキは、本当に多くの人が楽しんでくれるものだと思います。

何度かヴィーガンスウィーツを作った事があるのですが、そう思って食べれば美味しいけれど、本物のケーキには太刀打ちできないのです。そんな話しもしました。
豆腐のチーズケーキってあるよねって。
私も食べたことがあります。
豆腐以外の何物でもないくらい豆腐でした。
味噌なども入れて、チーズのような味わいを出すのです。豆腐の味噌漬けって、食べるとそれとなくおつまみのチーズっていう感じの味わいはします。
だから、チーズケーキになるんじゃないかって、すごくわかります。

でも豆腐は豆腐なんです。


しかし、岡田さんのケーキは本物でした。
なんなら普通のケーキより、食べやすくて気持ち悪くならないし、美味しいです。

一生このケーキでいいくらい。



今のアルバイト先は通常のケーキ屋さんなので、小麦粉も乳も卵も絶対です。

食物アレルギーのあるお子さんのケーキのオーダー何度もされました。
そして、それを断り続けてきたのです。
当たり前に食べられるって尊い事だと、その度に思います。
ケーキを食べられないお子さん(大人も)の姿を想像して、気持ちを想って、涙が出そうになるんです。
ケーキってこんなに美味しいのに。

普通のケーキ屋さんでは、同じ厨房の中でアレルギー対応のものなんて、とてもじゃないけど作れません。
万が一の責任もとれないですし、仕方のない事なのです。


けれど、それを美味しいケーキで叶えている岡田さんの姿はとても輝いて見えました。
私もそんな人でありたいな。

ぼやけていた視界が鮮明になった、今日一日でした。

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