栞

幼い頃から、文章を書くことは好きだった。

国語の成績はよかったし、夏休みの宿題は自由研究より読書感想文が好きだった。大学生になった今でもテストよりレポートの方が好きで、評価基準が期末テストの授業はあまり選ばない。英語の4技能ではライティングが好き。自分の書いた文章が紙を埋めていくのを見ると、ちいさな達成感を感じる。

けれどもわたしは、書くことが得意というわけではない。特に自分の感情や思考をまとめるのはとても難しい。言語化が苦手なのだ。しっくりくる表現が見つからない。 言葉が出てこないから、話すことはさらに苦手である。

どうにかしてこの苦手意識をなくしたいと思って、noteを始めてみることにした。その日起きたことや感じたことを記録する日記とは違う、「人に見られる」ことを意識した文章を書きたいと思った。そして願わくば、わたしの文章が誰かの心に届けばいいな、なんて思っている。というか、いつかそんな言葉を紡ぐことができるようになりたい。ここはそのための練習場所だ。

どこにでもいるただの大学生による、日常を綴った拙い文章です。どうか、あたたかい目で見てくださると嬉しいです。