見出し画像

「マーケット」に人が集まる

2020年12月11日のツイートから

需要と供給(Demand & Supply)、ギブ&テイク(Give & Take)の概念を学んで、等価交換(Exchange of Equal Value)のセンスを磨く。双方にとっての解決や満足(Win-Win)になればベストな状態。仕事でも、遊びでも。

外国の都市部にはよく「マーケット・ストリート」という名前の通りがある。その名の通り、いろんなお店が立ち並び、多くの人々が歩きながら店を覗き込む。何種類もの買い物バッグを持ち歩いている人も見かける。

マーケットは、物やサービスを売る人と買う人が出会う場所。すでに意識上で把握できる「需要」は、形になって「供給」されている。あれを食べたい、これを着たい、それを使いたいなど。対応するお店も多い。

あまり見かけないモノを置いている店は、多くの人々の意識の中にない需要なので、市場性があるかどうかを試している。なので「対価」の妥当性も計りにくい。のみの市(青空市場)などで、売主と客が値段の交渉をするのは、単に安く買いたいというだけでなく、お互いの「等価交換」を探っていることになる。

こう考えると、マーケットはいたるところに存在する。家の中、職場、遊び場など。需要と供給、ギブ&テイク、等価交換。人と人とが、様々な行動でお互いのWin-Win を模索する。うまくいかなければ不満が残ったり、ケンカになったり。

マーケットでのやりとりが、双方にとっての「問題解決」になり、満足感を高められることが理想。握手して「ディール(deal)」が成り立つ。

よくある市場調査は、人々の意識の中にある需要が基本なので、まだ形になっていない需要は、明確な兆候、動向として出てこない。むしろ、どんなことが未解決なのかを本質的に見抜くことの方が大事。

どんな分野でも、まだないマーケットを「見つけた人」が、しばらくの間は優勢になる。うまくいけば多くの人々が集まり、そのコミュニティも潤う。結局、「いつも他者のことを真に考えている人」が、マーケティングを思いつく。

https://twitter.com/H_Hatayama

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?