白鴉例会と自作と鋏と小説とThreadsと劇団タルオルムTシャツと
気づけば7月に入ってからまったく更新していない。たしか去年もだった気がして見てみたらその通りだった。あいかわらず読者が5人しかいないこのブログであるが、去年の5人がいまの5人とまったくいっしょのメンバーかどうかは定かではない。
22日、白鴉例会。なぜか早めにつく。3作。うち1作は私の作品。よりロブ=グリエふうに場面を編集する構成をわりと締め切りぎりぎりで思いついたが、なんとかなった。というかこちらが思っていたほど違和感などなかったようなので、もっと大胆にやってもよかったな。そして毎度のことながら私の作品の400字詰め原稿用紙換算は合ってるのかどうか不安になる。いままででいちばん鋏について考えたけど、あれってじつはものすごい精巧な道具ですよね。じつは親指で切ってるとかはじめて意識したわ。来年1月発行予定の34号に載ります。
終了後、焼き鳥屋。野菜盛り美味しい。ビール2杯。
積極的に小説を読む気になれない今日このごろのままチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』が文庫化されるなどしているが、岡和田晃氏が「忙しい人のための文学賞、これは押さえろ」シリーズをツイートしてくれたので、日本の小説についてはしばらくは悩むことはない。すべてスクショし、スマホのメモ機能に画像を貼れることが判明したので実行した。
今月、ほかになんかあったかなと思ってtwitter見てたらThreadsも今月だった。登録しております。
あと、劇団タルオルムのTシャツ手に入れました。
さいきん読み終えた本
G.C.スピヴァク『サバルタンは語ることができるか』(みすず書房)7年ぶり2読目。
黒川創『世界を文学でどう描けるか』(図書出版みぎわ)
黒川創『鷗外と漱石のあいだで──日本語の文学が生まれる場所』(河出書房新社)
礒貝治良『戦後日本文学のなかの朝鮮韓国』(大和書房)
西田勝『近代日本の戦争と文学』(法政大学出版局)
さいきん観た映画
『リバー、流れないでよ』(山口淳太)TOHOシネマズ梅田
『小説家の映画』(ホン・サンス)シネ・リーブル梅田
『金持を喰いちぎれ』(ピーター・リチャードソン)シネマート心斎橋
投げ銭はかならず創作の糧にさせていただきます。よろしくお願いします。