白鴉例会と荘子と『吟醸掌篇』vol.4とK-BOOKラジオと文校ブログとワインの染みと私小説と

 気づけばブログを更新しないまま前の記事からひと月が経つどころか7月が終わろうとしている。このままだとこの世の中で5人しかいない当ブログの読者がこんどこそゼロになるのではという危惧もあり、急いで更新しなければならない。

 23日に白鴉例会。2作。とある作品の合評中に荘子の「渾沌」の話をした。セリフ部分などを関西弁で話すという工夫をした。終了後、ひさびさのイタリアンバル。ランブルスコはなかったのでビール。ピザ生地が好みのピザ生地だった。

『吟醸掌篇』vol.4の反応などが多く出はじめていてうれしい限り。私の作品に関してもいい評価をいただいたりして感謝するばかり。音声コンテンツであるPodcast番組「K-BOOKらじお」にて雑誌が紹介されるという事案も発生。ちなみにこの「K-BOOKらじお」でよくすばらしい感想を読まれているみるく氏は『吟醸掌篇』vol.4の感想もツイートしてくださっている。ちなみに私自身は『吟醸掌篇』の関係者でもなんでもなくただの寄稿者だが、「掌篇」の「へん」は「編」ではないことは言っておきたい。
 文校ブログにも取りあげていただいた(まあメールしたんですが)。

 11月の東京文フリに応募したことを5月の記事に書いたが、正直、ここ最近のcovid状況からして、どうしようかなという気になっている。

 ポエトリーリーディング用の詩の新作「ワインの染み」を書きおろし。発表する場もないのですでにこのwebsiteにアップしてあります。

 さいきんtwitterの一部で盛りあがっている壺ブームに私は乗らないと決めているが、それはあの団体が発生した要因に過去の日帝による朝鮮支配がすくなからず影響しているものと読んでいるからで、その歴史的背景への反省もなにも踏まえずにただ面白がって騒いでいるだけにすぎないからだ。そして朝鮮、韓国が絡み、日本の政界に影響を与えているとなれば、すくなからぬ悪影響を被る恐れを抱かざるをえない人々が日本全国にいることを忘れてはいけないはずで、リベラル連中が楽しく弄んでいる壺祭りはかれらへの裏切りでしかないだろう。もちろんあの宗教団体は徹底的に批判されねばならないが、筋を違えるべきではない。

 本日、7月末日締め切りの小説ではない文章をまだ書きあげていないのでこれからがんばる。8月1日でもいいと言ってくださっているので助かる。私小説とラップについて書いてます。


さいきん観た映画
『わたし達はおとな』(加藤拓也)テアトル梅田
『マイスモールランド』(川和田恵真)塚口サンサン劇場
『三姉妹』(イ・スンウォン)シネ・リーブル梅田
『あなたの顔の前に』(ホン・サンス)テアトル梅田
『イントロダクション』(ホン・サンス)テアトル梅田
『あなたの顔の前に』(ホン・サンス)2回目。テアトル梅田
『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和)MOVIX尼崎
『モガディシュ──脱出までの14日間』(リュ・スンワン)MOVIX尼崎

さいきん読み終えた本
『吟醸掌篇』vol.4(けいこう舎)
『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門』(NHK出版)
勝又浩『私小説千年史──日記文学から近代文学まで』(勉誠出版)


過去のブログ記事
略歴と作品


投げ銭はかならず創作の糧にさせていただきます。よろしくお願いします。