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ダイヤルQ2で高額請求されたことが有りますか💦

今回は「笑わせるセールスマン」ではなく「笑えないセールスマン」モードです。

🌈ダイヤルQ2って知ってますか

若い方々は知らないとは思いますが、ダイヤルQ2をご存じですか?
現在だと地震などの被害に逢われた方々を救済するためにこの電話番号に電話するだけで支援金を支払う事が出来るという感じで使われているのかな?
 
既にNTTはダイヤルQ2の運用を平成26年で辞めているという話なので、もう使われていないのかも知れませんが、情報量を1分いくらという内容で提供している電話だとでも思ってください。
 
そんなダイヤルQ2も単なる電話だけでなく、ネット上でも運営を行っていました。
いわゆる有料アダルトサイトとかですね。
 
今では光回線とかが普通の時代ですが、その昔は電話回線を使用し、モデムという機器を使って通信をしていました。そのまた前の音響カプラという時代も知っています。
 
今回は、まだ光回線もADSLも無い時代、モデムで56Kbpsという低速度でネットをしていた時の話ですので、2,000年よりちょっと前くらいの話ではと思います。
 
当時は懸賞生活というTVが流行っていて、私も懸賞を月300件ほどしていました。
最高は伊豆のコテージ1泊無料券、数万はするであろう懸賞に当たりました。
この話はまた別の機会に。

🌈懸賞生活していて問題が発生

それはさておき、56Kbpsっていうのは、今だと普通に100Mbpsくらいは出るでしょうから、2,000分の1くらいのスピードだとでも思ってください。
 
ある時、いきなり回線が切れ、そして見慣れぬ電話番号に掛け直そうとしていた為、強制的に切断しました。プツンとかピポパポと聞こえますので分かります
基本、指定したプロバイダの指定した電話番号に電話してネットを使いますがダイヤルQ2は掛け直す感じです。
 
そして翌日以降ですが、回線に接続する際にピポパポ(FAXの音)みたいな接続時の音がする様になりました。私はうるさいので鳴らないように設定していたのに
 
その異変に3日後に気がつき、通常使うダイアルアップの電話番号を確認した際に、その番号がダイヤルQ2の物の書き換えられているのに気が付きました。

🌈NTT(の子会社)とのやり取り

案の定、翌日NTT(の子会社、面倒なのでNTTとします)から現在迄に7万円ものダイヤルQ2の使用料が発生していますとの警告通知(はがき)が来ました。はがきで寄越すなと言いたい
 
早速、NTTに電話し、現在の利用料金は17万にもなるとの事を言われ、はぁとなって、何で電話で教えてくれなかった、手紙で通知する意味があるのかと文句も言い、詐欺である事を担当者に説明しました。
 
この当時、NTT側もこの様な被害に慣れていない為か、かなりたらい回しされ、店頭まで行ってQ2業者に対する支払いは拒否しますという申請書を頂きました。
 
申請書を書く際に質問したりしますと、業者が家まで来るかもしれないNTTは関与しないみたいなことまで言われて少し脅しもされましたが、知らんはそんなんと思いつつ、申請書にサインし、支払を拒絶したのは良いのですが。

🌈拒否できたのは情報量のみ

支払いを拒否できたのは情報量(Q2ダイヤル業者への支払い)のみ通信料(NTT側)の電話料金(2万円強)は頂きますと言われて、あんたの所が不当な業者を認めてたりするから、こういう事態に陥ってるんじゃないのかと腹も立ち文句も言いましたが、拒否できませんでした。どう思いますか?
 
当時はこの辺りの法律も裁判もまだまだ曖昧だったためと、サイトを調べまくっても支払うしかないと記載があり、渋々支払ったわけですが、その後NTT側にもQ2業者を選別する義務が有り、NTT側にも非が有るとなりまして、支払う義務も無くなりました。
 
支払った2万円は、私の小遣いから差っ引かれたのは言うまでも有りません。
妻からも変なサイトを見たりするからと言われ続けました(´;ω;`)ウゥゥ
 
この当時は「Q2 被害」という内容で検索したらかなりの数がヒットしました。
尚、Q2だけで無く、海外の方にも同じ様に電話するものも有りました。
 
最悪1分1,000円とか、1日で100万を超えます。
恐ろしいですね。

🌈手口について

さて、手口ですが、HPに仕掛けたActiveXにて、通常使用するダイアルアップの電話番号を強制的に書き換え、次回から直接Q2に掛かる様になっていた様です。
 
Yes/NoのポップアップでYesを押したりしたら書き換えるという奴ですね。
Yesボタン等、何かをすると、DLした物が実行される仕組みになっていた様です。
 
その後ADSLにしましたが、書き換えるActiveXに出会っても意味が無くなったので問題は発生しなくなりましたが、NTTに当時支払った2万を返せと言いたいです。
 
当時HPを開設していまして、自身の日記にこの手口の事と、どうしたのかを記載していますと、色んな人からメール連絡頂きました。
 
孫がネットをしていてダイヤルQ2をしてしまい、高額請求されてしまったとかです。
NTTに対しての支払いも拒否できるとなったのはずっと後の話なので、業者側の支払いは拒否できる。
業者が家に来ることも無いとアドバイスしました。
 
業者側は住所をサイトで入力でもしない限りは特定出来ない(NTTに確認しました)のと、来ても警察を呼べば良いだけです。
 
その後安全の為にも、ダイヤルQ2には掛からないように設定しました。

🌈さいごに(先日の事ですが)

さいごというか、ここが一番重要なのかも知れませんが。
 
自宅のルーターに外部からログインされたという警告が有りました。
異常を知らせるようにしていたのと、早々にルーターのパスワードを変更したのと、日々調査しているので、それ以後問題は発生していないのですが。
 
気を付けないと行けないのが、回線業者に全てお任せだったりした場合に、ルーターのIDとパスワードは初期値のままと言うのが多いです。
 
メーカーによっては初期パスワードは〇〇ですとネットでダウンロードできるマニュアルに記載されていたりもします。
初期値のままならどうぞログインしてくださいと言わんばかりの状態です。
 
この辺りは業者の方も気を利かせて、パスワードは〇〇に設定しましたとやってくれればよいのですが、初期値のまま利用してはいませんか。
 
大手企業でも無ければ、悪さをされる可能性は低いとは思いますが、外部から接続されて、色々と情報を抜かれる可能性も有りますので、注意して下さいね。

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下記は、笑わせるセールスマンのサイトマップです。
自己紹介やサイトマップも記載しています。
是非、ご覧ください。

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