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パーティにサスティナブルを取り入れてみたらわかったこと<前編>

「リサイクル」「エコ」は大人になる前から馴染んでいた言葉でした。調べてみたら環境白書にリサイクルという言葉が登場したのが昭和55年らしい。

私が物心ついたのはそのもっと後だけど、生まれた時には既にあった言葉だから、あらためて考えてみると、その言葉のある暮らしには馴染んできたなと思います。ゴミの分別も当たり前のことだと思っているし「ちきゅうにやさしい」と描かれたマークも何かしらについていたような気がする。(なんか懐かしいよこのマーク。↓)

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サスティナブルとかエシカルとか。

最近は世界的な動きから、SDGsとかサスティナブル、エシカルというワードを耳にするようになって、そのどれもはなんだかカッコいいしお洒落な感じがします。実際それをうたった製品や取り組みはデザインが素敵だったり見せ方が素敵だったりして、私にとっては地球環境のことやライフスタイルのことを真面目に考えるというより「なんかおしゃれだし気になる」存在。どこかミーハーな感覚で気になる勢でした。(だからミーハーでちょっと恥ずかしいなとも思っていた)

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けれどキッズパーティーのスタイリングをするようになって「使い捨て」の良さと悲しさみたいなものを切実に感じてきたのも確か。

パーティグッズの行く末

パーティグッズの多くは「大人数」「準備する側の負担軽減」「衛生面」を考慮して「使い捨て」のものが目立ちます。プラスチックや紙製の使い捨てのお皿に紙コップ、プラコップ、使い捨てのカトラリーに紙ナプキン、そしてバルーンや装飾アイテム…。紙製のものは比較的エコとは言われる部類だけどそれでも、使い捨てのものが多いです。

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さらにキッズパーティとなれば、使い捨てほど便利なものはなくて、こどもがいる中での片付けも楽な事この上ないし、紙やプラは割れる心配もなくて本当に助かるアイテム。なんなら日常でも、相当に疲れ果てて夕飯は惣菜、洗い物すらしたくないという時は使い捨ての食器の存在に気持ちが助けられることもある。

何より出回っているパーティグッズのデザインはお洒落でかわいいものもたくさんあるし、テーマごとに色々なグッズでスタイリングしていく楽しみは私にとって最高の充実感を得られるもの。それらによって作り出される日常を離れたハレの日ならではの特別感だってあります。

でもそれと同時に「捨てるのがもったいない」「どれだけのゴミを出してるんだろう」と悲しい罪悪感を持つタイミングもたくさんあったのです。

2021年に入ってからそんなことを少しずつ考えるようになって、色々と調べていました。

まずはやってみるかと、シンプルな好奇心から満を持してサスティナブルなパーティスタイリングをしてみる事に。

ローウェイストを目指したピクニックパーティ

掲げてみたテーマは「LOW WASTE」(ローウェイスト)

これに近い言葉で「ZERO WASTE」(ゼロウェイスト)という「廃棄をゼロにする」というものがあるのですが、ちょっと考えただけでも今すぐにできることじゃないと悟ったので、まずはローウェイスト(廃棄を減らす)から。


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色々とサスティナブルをうたう企業の製品を使ってみたりもしたのでPRと思われるかなぁと思うので書きますが全部勉強代として自腹で選んだものです。そして元々持っていたものも使いました。

やってみたパーティの詳細と思うことは次の記事でまとめていきます。





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