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ハードコアパンクと私 9

はー、こんなシーサイド田舎シティでもスターリンのカバーとか
する人いるんだーって観てたら、僕の隣の隣に座ってた同級生が
座ったまま頭を振り、バンドと一緒に歌い始めました。
僕の隣の同級生が「え、なに、(このバンドの)知りあい?」と
僕の隣の隣の同級生に問いかけました。
「知らない!この曲好きだからバックアップ!」って
隣の隣の同級生は頭を振りながら歌い続けます。

隣の隣の同級生は入学当時からスパイキーヘアーで、
なんかあいつ髪立ってんなって気付いてはいたんです。
だけどどうせ(当時大人気だった)チェッカーズの真似だろう
とか思ってたんですけど、違うじゃん!アイツ完全にこっち側じゃない!

ニシザワ兄のバンドはTHE STALINのカバーを5曲くらいやって
終了しました。
隣の隣の同級生はずっと腕を振り上げヘドバンしてました。

隣の隣の同級生は竹中出身のシゲオ君、
後に僕が組んだバンドの初代ドラマーになるのです。


衣装、うるさすぎ


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