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知性と人間力を養う中国古典への招待

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多くの中国古典の名著の紹介を通じて、仕事でも実生活に役に立つ学びを共有したいと思っています。
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#仕事の心がけ

老子 善く行くものは轍迹なし

善行無轍迹ー『老子』 善く行くものは轍迹(テッセキ)なし 「善いことをしても足跡を残さない」 …

史記 自分の価値を認めてくれる者のために命を投げ出す

士為知己者死、女為説己者容-『史記』 士は己を知る者の為に死し、女は己を説ぶ者の為に容づ…

帝王学の教科書、「貞観政要」からリーダーシップを学ぶ

今回は名君と評された中国は唐の時代、第2代皇帝の太宗と家臣たちの政治問答集である「貞観政…

非情なリーダーシップ論、「韓非子」から人間という生きものを学ぶ

今回は”非情なリーダーシップ論”との評価がある韓非子についてお話しようかと思います。 中…

処世術の書、「菜根譚」からぶれないマインドを学ぶ

たまには菜根譚の話でもしようかと思い、投稿してみました。菜根譚は今から400年前くらい、日…

vol.6 小手先の仕組み作りよりも信頼関係を築く

組織を上手く運営したい、社員を成長させたいと思い、さまざまな施策を講じるのは経営者、管理…

vol.5 中国古典を実生活で活かすには

中国古典といえば論語や老子、孫子の兵法などが有名ですが、仕事や人間関係で悩みを抱え、書店でふとそれらを手に取って読んでみたという経験をお持ちの方も多いと思います。 その結果、中国古典を読んだところで実生活で特に役に立つことはないと考える人もいらっしゃいます。 そういう方はたまたま手にした書籍が古典の解説に終始していて、何が言いたいのかよくわからず、自分の抱えている課題の解決に直接的には役に立つように感じない、だから古典は現代で役に立たないものという認識に繋がっていくのだろ

vol.4 人を信じながらも疑う。性善説と性悪説からの学び。

中国古典では定番の性善説と性悪説ですが、説としてどちらが優れているであるとか、自分ならど…