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オンライン向けメイク【自己分析編】

youtubeやInstagramでの動画配信は、これまでも良く見られていたけれど、最近のテレワークや外出自粛などの関係で、Zoomなどを使ったオンラインミーティング、オンライン飲み会など、カメラ越しのやりとりがかなり一般化したように思う。youtubeやInstagramの動画配信は見る専門だった私でさえ、テレワークになってからオンラインでのカメラに写ったやりとりがめちゃくちゃ増えた。
そこで気になったのが、カメラに写った自分の顔。
普段のメイクでも、写真用のメイクでも、インカメラに写ると、なんかしっくり来ない。それで、ちょっと分析してみた結果を前に記事にしたのだけど、更に検証してみて気づいたことを、もう少し細かく書いてみようと思う。(前回書いたものとはちょっと違う部分もあります)

ちなみに、検証に当たって基本的な環境条件はこんな感じ。

・検討するのに使っているのは、iPhone11proのインカメラ
・昼間に、窓から光が入ってくる状態で、結構明るい蛍光灯の下で検証
・私は典型的な平たい顔族です(彫りの深い、立体的な人の参考にはならないと思う)

1.ベース

前回、ベースについて書いたのは、割と合っていたと思う。(ほぼ変わっていない。)

カメラの時は、シェーディングで、顔の側面(=目の外端よりも外側)を暗めにするイメージ。(+ファンデーションを、正面は明るめ、側面は正面より暗めの2色使いにするとより効果UP。)

ついでに、ハイライトをいつもより強めにいれると更に立体感が出せる。2Dで無理やり奥行き感を出すならこれが一番だと思う。

ニキビやニキビ跡、クマや赤みはちゃんとコンシーラーで消し込もう。(目立つ)

ツヤ感を出すよりマットめに仕上げる方が、個人的にはカメラの写りが綺麗な気がする。いわゆるツヤ感は、カメラ越しだとテカリにみえやすいので加減が難しい。

ちなみに、上記でカッコ書きしたファンデーション2色を使う方法は、普段のメイクでも自然なシェーディングになるので、シェーディングが上手く入れられない場合にオススメ(境目はちゃんとぼかしてね)。
ファンデーションはほとんどの場合、首の色に合わせるので、側面用は首の色(か、日焼けしたときくらいの色)に合わせたもの、正面用はそれよりワントーン明るめのものにするのが、不自然にならなくて良いと思う。

2.目

カメラだと色が出やすいので、膨張色(ピンクとか、イエローとか)は薄めに塗るか、ラインとして入れた方がいい。

個人的に最近ハマっているのが、ブラウンのシャドウをいつも通りか、気持ち濃いめに入れて、外国人みたいな窪んだアイホールを作り出すこと。(この時、外側をちゃんとぼかしておかないと、くっきり線がついたみたいに見えて死ぬほどダサいので注意)

アイラインは、目の外端まで(=目の周りの骨の無い部分)なら、目尻より外側に伸ばしても自然に見える。

上まつげより、下まつげにマスカラをちゃんと付けると、一気にメイクしました感がアップする。

「目の外端」という言い方がわかりにくいかもしれない。骸骨を想像してもらうと、眼の部分は骨がなく空洞になっているのがわかると思うのだけど、

画像2

このピンクで囲った部分ね。
基本的にアイメークは縦も横もこの空洞の範囲内に収めると、自然に見えると思う。

2.チーク

オンラインカメラ(普段よりほんの少し)<普段≪写真  
の順に、強く載せるといい。

位置は、目の外端(上記の写真の、ピンクの円の外端)よりも内側に入れる。(ここをこえると、せっかくベースで側面に追いやった部分が正面に戻ってきてしまい、顔が大きく見えちゃう。)

チークは、濃くした方がいい!という意見も見られるんだけど、自然なのはやっぱり「いつもよりちょっと物足りないくらい」だと感じた。
余談だけど、写真だと色が飛ぶから、ガッツリ入れたくらいがちょうど良い。

後はチークの位置!カメラの場合は目の外端から反対の目の外端までの範囲を顔だと思って、その範囲内に収めるのが良い。
(普段のメイクもそうするべき!という意見もあるけど、私は普段だったら少しだけ目の端よりもはみ出すくらいで入れる方が、側面から見ても綺麗だと思っている。)

4.眉

アイブロウもわりと色が出やすいので、濃い色で全体をしっかり描くと、カメラ上でものすごく主張してくる。毛のない部分はペンシルで毛を植毛するような気持ちで埋めて、全体はうっすらパウダーで描くくらいが良い。(ちょっと薄いかな?くらいでちょうど良い)

眉尻の長さを伸ばしすぎない。正面から見て、眼の外端と同じくらいでちょうど良い。(これも外側に伸ばしすぎると、せっかく側面に仕立て上げた部分が正面に戻ってきてしまう)

眉下〜鼻にかけてシャドウを入れるなら、薄い色で十分。ドラックストアに売っている3色くらいがセットになっているアイブロウパウダーの、一番明るいベージュくらいが自然な感じになる。

眉に関しては、ちょっと短いような感じがするかもしれないけど、それくらいがちょうど良いと思う。実際、今の眉って昔ほど長く描かないイメージだし。普段のメイクもそのままでもいいかもしれないし、違和感があれば後2mmくらい伸ばしたら良いかも。

5.リップ

ルージュやティントリップなど、何でもいいので色がつくものを塗った方がいい。(何もしないと顔全体のバランスがとても悪くなる)

色もツヤ感も思った以上に出るので、塗ったら一度ティッシュオフするくらいがちょうど良い。グロッシーなタイプのものを使う時は気をつける。(マットめなものを使う方が、画面映りは良いと思う。)

普段よりもちょっとツヤ感を落とす、くらいの気持ちでいたら、画面で見てもそんなに違和感はないんじゃないかな。
あと、これは個人的に思うことだけど、鏡よりもインカメラの方が、ルージュの色味が肌に合っているかどうかがはっきりわかる気がする。
合う色だと肌がぱっと明るく見えるし、合わない色だと逆に肌がくすんで見えたり、唇だけものすごく浮いて見えたり、違和感が分かりやすいような。


前から知識として知っていたことプラス、自分でインカメラで写しながらメイクしてみた印象はこんな感じ。
このまま外に出たらシェーディングとハイライトガッツリで気持ち悪いし、このまま写真撮るとチークの色が全飛びするから顔全体が間延びした感じになるし、やっぱり目的に合わせるって大事だ…!

しっかし、久しぶりにこんなに自分の顔を見た。ちゃんと向き合うと、自分の顔の癖とか、筋肉のつき方とかで、「また我慢してるなぁ」「考えすぎだなぁ」とかもわかってくる。そこで意識的に力を抜くようにすれば、緊張が取れて表情も変わってくる。最近は全然やってなかったな。
やっぱり、自分と向き合う時間は必要。


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