7/19〜20

和歌山に行った。家から出て、家に帰るまでずっと運転した。全12時間くらい?かな。多分今後の人生でこれ以上運転することはないだろうというくらい運転した。だから、この日のこと、忘れないように書いておかなくては。

友達は運転代わろうかと何度も言ってくれたんだけど、謎の強情さを発揮して断り続けてしまった。そのおかげで変に気を遣わせてしまったので、とても申し訳ない気持ちでいる。

和歌山には幼馴染がいるので、その幼馴染におすすめの場所などを事前に聞いておいた。そのおかげで素敵な場所にたくさん行けた。聞いておいてよかった。だがしかし、和歌山に行ったと言うのにパンダを見なかった。
せっかくあんな遠くまで行ったのだから、パンダ、見に行けばよかったと後悔している。いつかまた絶対に行って、リベンジしたいものだ。

初日のお昼に桂城というところでマグロ丼をいただいた。「ここに行くといいことがあるよ」との事前情報を得ていたので、とりわけわくわくしながらお店に向かった。本当にいいことがあった。嬉しかった。

初日はずっと雨で、せっかく海岸沿いを運転しているというのに惜しいなと思っていた。
勝浦をでたあとは、那智の滝に向かった。土砂降りで滝を見に行く人なんかおるか?と思ったが、行ってみたらたくさん人がいた。
滝は見たことないくらい大きくて、初めて滝いう滝を見た私は今までにないほど感動した。古来の日本人が自然に神が宿るという思想を持っていたことが納得できるくらい神聖な場所だった。

滝をみた後は、幼馴染に会うべく「道の駅 すさみ」に向かった。道中は山、海沿い、山、海沿いという具合で、目的地に進んでるはずなのに、ずっと同じような道だった。そのため時折、これは本当にたどり着くのか?さっきと同じ道じゃないのか?と疑問を抱いた時もあった。しかも山道はほとんど一本道なもんだから、後ろから迫りくる車にあくせくしたし、この道終わりはあるのかなと本気で思った。
けど、まあ、きちんと着いたし、きちんと会えたし、ちゃっかりツーショットなんか撮っちゃたりしたし、ちゃっかりソフトクリームまでいただいた。
幼馴染と会うのは何年ぶりくらいなの?ってくらい、ずいぶんとお久しぶりの再会であったので、本当にたまにしか会わない親戚のおじさんと話すときくらい緊張したというか、ぎこちなかったような気がするけど、幼馴染がだいぶ大人な対応をしてくれたのでなにも困らなかった。幼馴染はとても穏やかで、地元で一緒に居た頃よりずいぶんと充実、満たされているように思えた。いい生活、豊かな暮らしができているのだなと思って安心した。私が帰路についた時に、魚がおいしかったことを伝えたら、「今度はもっとおいしい魚準備してくね」と言ってくれたので、次、和歌山行くときも楽しみである。彼は優しい人になった。

最後に。まとめ。
行きは三重経由帰りは大阪経由で帰った。宿は部屋に源泉掛け流し温泉がついているところで、せっかくだからと夜と朝と2回入った。すごく硫黄の香りがした。硫黄がゆで卵の匂いがすることを初めて知った。夜ご飯は鯛縛りであったが、美味しくいただき、お腹いっぱいになった。朝食も食べきれないほどたくさんの美味しいご飯がでてきて幸せだった。

いい旅だった。また数ちゃんと旅行行きたい。



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