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人間の暮らしのもろさ

9月6日深夜、札幌に住んでいる私は地震の揺れに飛び起き、その後約40時間の停電を体験しました。

現在も避難生活を送られている方がたくさんいらっしゃる地域もあるし、スーパーやコンビニの棚はスカスカで、物によっては個数制限が設けられていたりもするけれど、だいぶ元の生活に戻っています。

東日本大震災で被災された方のお話を聞いて、「日頃から備えなければ。」と緊張感を多少なりとも持っていたつもりでしたが、いざとなってみると足りないものばかり、甘いところばかり。当事者にならなければ分からないこと、想像できないことってたくさんあるなと思いました。

私は実家で家族と一緒に暮らしているので、両親が持っていたものにかなり助けられました。もし一人暮らしをしていたら、もっと不安で不便で、買い出しにも何度も行かなければ食べていけなかったと思う。

今後の生活で気をつけたいこと、用意しておくべきものを今わかる範囲で忘れないうちに書き留めておきたいと思います。

懐中電灯

ふだんちょっとしたときならiPhoneのライトでなんとかしていたけど、停電してしまうとスマホの充電も貴重。電池で点く懐中電灯は人数分あると安心だと思う。手回しで発電できる懐中電灯兼ラジオを用意していましたが、明るいところでほんの数回動作確認した程度だったので、いきなりの深夜の停電中に操作することができませんでした。ので、慣らしておくことも本当に大事だと思います。

ポータブルラジオ

コンポのラジオは停電では動かない。アプリで聞くのはバッテリーを消費してしまう。いつもならコンポやアプリでラジオが聞けてしまうから、これ以上ラジオを聞くための機械を持とうとは思わなかったけれど、ダイヤルでチューニングするようなポータブルラジオが貴重な情報源になりました。

乾電池

懐中電灯やポータブルラジオに入れる乾電池のスペアを用意する。非常時はどこも品薄で手に入れるのが大変です。

モバイルバッテリー

車があれば車で充電することもできるけれど、ガソリンもいつものように簡単には補給できなくなります。2回分充電できるものを持っていたけど2回では足りませんでした。普段全然使わなくてもこまめに充電しておく必要もあり。

カセットコンロ

キッチンがIHのお家は絶対必要。ガスカセットも多めにストックしておくと安心です。ガスカセットも需要が高く非常時に手に入れるのが大変でした。

食料品

米、カップ麺、缶詰、乾麺、レトルト食品etcは常にストックしなければと思いました。やってるお店はあるけれど、めちゃめちゃ並ぶしお店の物は減る一方なので、ストック大事です。

今回の地震でも大変な思いをしたけれど、避難所に避難するとか、もう家に戻れないという程ではなかったので、災害の被害としてはまだまだ序の口なのだろうと思います。だから、これを基準に準備をしてもまた足りなかったな、となるはず。
一度準備して安心。ではなく、時々見直してアップデートしていかなければなと思います。

#日常 #北海道 #備忘録

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