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異文化に学ぶ

わたしの価値観が大きく変わった出来事のひとつに、大学1年のときの初めての海外旅行がある。旅先は韓国で滞在期間は3日ほど。

ソウル郊外のホテルに素泊まりして、地下鉄に乗って行きたいところへ行った。

買い物がメインのような旅だったので、いろいろお店を見て回って、なんのお店かよく分からず業者向けのアクセサリーまとめ売りがメインのお店に入って、これは個人には売ってないよ、と言われたりもした。

日本にもあるようなファッションブランドのお店だとか、化粧品のお店では見かけなかったけど、もっとローカルの人向けの市場みたいな雰囲気のところなどでは、お昼どきになるとお店の人たちも昼ご飯を買ってきて店先でご飯を食べるのが当たり前のようで、結構カルチャーショックをうけた。

普通に客から見えるところで食べちゃうのー!と最初は思ったけれど、誰だってお腹は空くし、自分を押し殺して接客してる感が全くないのがすごーく新鮮だった。
客だからといって丁寧に扱ってくれたりは全然しない(その場では一瞬そのことをさみしく感じた。日本の接客に慣れすぎわたし!)けど、当時していた接客のアルバイトで理不尽さをときどき感じていたわたしにとっては、羨ましい客と店員の関係性だったな。
あくまで我々は対等な人間同士です。みたいな。

日本では「お客様は神様です」というような考え方も根強いし、自分自身も韓国での出来事があるまではそうしないとならないと思い込んでた部分もあった。
日本で同じことをするのは無理かもしれないけど、日本の多くのお店での店員と客の関わり方は少し外に出て見直してみると特殊であると気づくことができた体験だった。

#異文化 #旅行 #気づき

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