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コロナという神の使者が投げかける問い

 こんばんは、「コロナ自粛厨」と陰口叩かれてます、H2です。実際、普段は上から目線自治警察発言が嫌いで散々反発していたので、ダブルスタンダードと批判されても仕方ないかなと思ってます。

 一応言い訳させてもらうと、お医者さんの知り合いが何人かいたこと、僕自身の専門が少し被ってことなどから、状況の理解が普通の人よりはあるかなと考えていました。さらに今回のことは個人の価値観や好みでは済まされない人の命の関わる問題だった(と考えていた)こともあります。

 まあコロナ自粛に関しては、本日志村けんさんが亡くなったことで大きく世の中の風向きが自粛肯定の方に移ったのでもう特に発言することもないかなと思います。生活がかかっている人はしばらくは辛い時期が続きますが、助け合ってなんとか乗り切りたいですね。

 ポケカに関しては、カードの対戦しなくても死なないし、他にも楽しいことはいくつもあるので、他のことに挑戦してみるいい機会だと前向きに捉えていければストレスも溜まりにくいかなと思います。

 さて今日は先日すまいるさんと話ししていた時に出てきた話題を置いておきます。正直まだ自分の中で答えはありません。

煽られる世代間闘争

 今時、闘争とか言わないと思いますが・・・。

 既存のメディアでもネット上でも、コロナ対応について若者が高齢者を罵り、高齢者が若者に苦言を呈するという絵が繰り返し流れていて、とても正視できないほどです。

 高齢者は重症化しづらいと言われている若者たちが感染など気にせず通常通り活動していると非難し、若者はせっかく自分たちが何もかも我慢して感染を防ごうとしているのに、肝心の高齢者が自由気ままに振舞っていると。

 実際はほとんどの人たちはコロナの感染を抑えるべく身を削りながら、ただじっと我慢しているのです。ほんの一部の軽率な行動を大きく取り上げられ、それがそれぞれの世代の典型的な行動例とされてしまっている・・・。ここは軽率な人VS慎重な人になるはずなのに。

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反知性主義

 この10年くらいでしょうか?おそらくトランプ大統領が誕生するあたりからだと思うのですが、反知性主義とかポピュリズムが、正論を振りかざして人をジャッジするインテリに対する勢力として力を持ってきたと言われています(本当かは要検討)。

 今回のコロナは、そんな不毛な戦いに「そんなことしてる場合?」と突きつけられた感あります。100年前のスペイン風邪の流行からどれだけ人類が進化したのか?試されているように感じます。

弱肉強食、自然の摂理

 そして、そんな話をしていた時のすまいるさんの一言

「コロナは自然淘汰の一つで、逆らわないのも一つの選択なのかも・・・」

 深い・・・

 コロナは基礎疾患を持っている高齢者の死亡率が高く、若者は軽症で済む場合が多いと言われています。地球上では人口爆発および超高齢化が進みつつあります。コロナの流行は実はこれに対する自然による矯正ではないのか?

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 僕自身はその時、「人類は誰が生きるべきかを選んだりしない」に決められるほどには進化した、弱い人に対する共感力、いつ自分が弱い側になるかわからないという想像力ある人がほとんどだと思う・・・みたいなことをどもりながら答えたと思うのですが、そうなんだろうか。

 若者の中には「これは老害を一掃するチャンス!」とばかりに喜んでいるという話も流れてきます。つい最近、障がい者の方を優生思想を元に襲うという事件があって、「彼のいうことにも一理ある」なんていう意見があるのを見て空恐ろしくも感じています。

 こういう人類全体に対する脅威が発生すると、人類の存在理由も含めた根源的な問いを投げかけられますよね。せっかく自粛で時間が余っているので、この機会に色々考えてみたいと思います。

 ぜひみなさんのご意見をお聞かせください。

 

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