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行ってみよう、やってみよう 〜脳ドック編〜

はじめに。

本記事は医療知識なしの一般人による体験レポートのため、専門的なことは全く書いていません。
ただ、いろいろと心当たりがある方は早めに診察や検査をしたほうが良いと思います。


【前回までのあらすじ(本編あまり関係ない)】

7年近くプレイしていたゲームがサービス終了となり、悲しみのあまりバンジー飛んだり聖地巡礼したりお別れの旅をしたり
なんやかんや奇行をしまくった激重感情女。

あれから月日は流れ、後続ゲームも半年後にまさかのサービス終了を迎え、寂しい・悲しい…という気持ちを通り越してだんだん、「そんなマイナスの感情で生きてくのアホらしくないか???」と半ば自分に対してキレ気味になっていた。

※アイドルマスターSideMはアイマスのポータルサイトで続きの展開をしているので、アプリゲーム3つも消えて無くなったけどコンテンツ自体は元気に動いてるよ!
クオリティーめちゃくちゃ高いと、あらゆるところで絶賛されている3DMVも全ユニット公開されたよ!

かわいいね、かわいいね。

何故かYouTubeには上げてくれなかった全ユニットメドレー版はこちら
16ユニットそれぞれの動画はYouTubeに上がってるのでぜひ見て。
特に後半公開のMVはほぼ実写だと思ってる(個人の感想)

さて、「はるかぜバトン」でも言っていた
前向けば、元気百倍。どこにだって自由自在。

そうだよね、悲しみばかり追って生きてるのはもったいない。

そういえば、年齢的にわりと生きてきた気がするけど未経験のことってあるよね!
…と思い、これからは枠にとらわれずいろんなことに挑戦していこう!と考えたのだった。


ここからやっと本題。

なんとなくネットニュースを見ていたところ、ある記事が目に入った。
それは同世代の某アイドルが脳腫瘍を経験していたというものだった。
若くてバリバリ働いてる人でも、脳の病気になることあるんだ……

思えばわたしは学生時代から片頭痛持ちで、頭痛薬の飲みすぎで胃を痛めることもあった。
9割は眼精疲労と姿勢の悪さが原因だろうな…と思っていたけれど。
記事を読んだことや、
ちょうど「ドクターKシリーズ」(肉体派医療マンガ)にハマっていたこともあり、ちゃんと検査するのも大事だな…と考え『脳ドック』を受けることにしたのだった(ギュッ)

▼予約から検査日まで

実際は身動きできないように左右固定されてた

さて、脳ドックとはどんなものなのか。

MRI検査や血液検査などを行い、脳梗塞などの脳の病気の危険因子を発見するための健康診断です。

病院HPより抜粋

つまり脳のことをあらゆる角度から検査するというもの。
予約した病院ではコースが3種類あり、せっかくなので全部のせコース=プレミアムを選んでみた。

(1) 医師問診 (2) 脳MRI (3) 脳MRA (4) 頸動脈MRA (5) 頸動脈エコー (6) 血液検査・生化学検査 (7) 尿検査 (8) 心電図 (9) 血圧測定(10) 身体測定

↑検査内容はこちら

後半部分は、これから予定されている会社の健康診断でも検査できるけれど、まぁこの機会にまとめてやっちゃおう!ということで。

検査費はだいたい4万円
あとで記載するけれど、検査内容は先生から解説してもらえる上、画像データ(CD)や結果をファイリングして渡すというのも料金には含まれていた。

予約はネットで、申込フォームに候補日を上げて返信を待つという流れ。
日にち確定のメールに検査時の注意事項が書かれているのだけど、ここでふとあることに気付いた。

あ、歯列矯正のリテーナー(針金)ついてるじゃん。

実は数年前まで矯正治療をしていて、今は歯の位置が戻らないように固定するものが前歯の裏側についていた。
当たり前のように世界の一部になっていたので、すっかり忘れていたため、MRIに影響がないか慌てて矯正歯科と検査先に電話で確認。
わたしの場合は特に問題ないとのことだったので一安心(素材によってNGのこともあるそう)

……したところで、新たな問題。

化粧品について
化粧品には、磁性体が含まれているもの(マスカラ・アイライン・アイブロウ・アイシャドウ 等)があり、検査画像に影響があるだけでなく目の粘膜等を傷つけたりすることがありますので、出来れば付けずに来院してください。

病院HPより

えっ!化粧品もダメなの???
そうして、何が良くて何がダメなのか考えるのがちょっと面倒になってきたことや、マスク着用すればなんとかなるでしょ!と潔い判断をし、当日はすっぴんで病院へ行くことにしたのだった。
週末の早朝電車なんて誰も人の顔見てないでしょ。

▼いよいよ検査当日

検査のために前日夜から絶食して病院へ
飲食店が立ち並ぶところにあったので、美味しそうな匂いでお腹鳴りそう。

院内は受付カウンターが複数あるおかげか、検査の流れもスムーズでとても良かった。
とはいえ結構混んでいて驚いた。
(外来もやってるのかな?よく分かっていない)

軽く問診をしたあと、早速着替えてMRIへ。

初めてのMRI

病院は階によって検査内容を分けているようで、MRIの階にはパッと見でわたしと検査員の2人しかいなかった。

白い部屋で白いMRIの入口に寝そべり、白いヘッドホンを装着。そして機械にかけられる前に顔へ網のようなものを被せられる。
なるほど、これは閉所恐怖症の人は難しい……

ちなみにわたしはパニック症と診断された過去があるため、焦らないようずっと目を閉じていた。
(ちゃんとナースコールのようなものを持たされて、何かあったらSOSが出せるようになっている)
そして機械は動き出した。

ヘッドホンから申し訳程度のクラシック音楽が流れており、それをかき消すようにいろんな音が響く。
聴き取れないのに音楽流す意味あるんか?と思ったけれど、案外この音に集中しようとした結果、不安感がなくなったので助かった。

「工事現場のような大きい音がする」と聞いていたので覚悟をしていたけれど、思っていたよりも苦ではなかった。
断続的かと思っていたけれど、数分おきに停止してまた別の種類の大きい音が聞こえるという感じ。

検査は30分ほど続くので、大きい音だけど慣れてしまうと眠気が襲ってくる……
でもウトウトしたところで別の音に変わるので、驚いて体がビクッとならないよう緊張した(体動かしちゃダメだからね…)

その他の検査ダイジェスト

その次に頸部のCT
首の下から顎のリンパあたりを検査。
機械で撫でられながら、あー凝ってるなぁ…と首からくる肩こりを実感したのだった…

このあと採血、尿検査、血圧、心電図等を行い、トータル2時間半ほどで全検査終了。
検査結果は2週間後。何もないことを願いつつ、激混みの病院をあとにした。
(ちなみにこの後すぐにお手洗いで最低限の化粧してきた)


▼検査結果は?

2週間が経ち、いよいよ検査結果を聞きに行く日が来た。
結果は検査を行った病院とはまた別の場所で聞くことになる。

さて、おそらくほとんどの人が、自分の脳なんて診断メーカーでしか見たことないだろう。
だからわたしは正直、何かあったらどうしよう…よりもワクワク感が勝っていた。

本名でやったらほぼ正解を出された


※ここから先は実際の脳画像を載せるので、グロ苦手な方は目を細めて文字だけ読んでください。
※画像はあまりにも自分そのままだったので一部整形(修正)しています


診察室に入って早々、先生から言われた言葉は……

「〇〇さん、とても良いですね!!」

えっ…まだ椅子にすら座ってないのに、先生テンション高くね?えっ……

拍子抜けしつつ聞いた血液検査の結果は、問題なしの平均値
むしろちょっと良い方らしい(帰宅したあと数値見て「ホントだ〜!」とひとしきり笑った)
お酒をほとんど飲まないことを褒められたので、嬉しくてその後あまり飲めないくせに日本酒を買った。

首の血管も詰まりがなくきれいな状態


さて、ついにMRIの結果である。


はい、どーん!!!!



画像の下にご注目


えっ………

ねぇ…

待って………

ストレートネック過ぎんか??????


そりゃ頭痛もあるし、肩こりも酷くなるわけだ!
脳のせいにしてごめんね。
そういや子供の頃からずっとお絵描きしてたものね。今はずっとツイ…SNSばかりやってるものね。
ストレートネックにご用心…


話を戻して、本筋の脳について。
先程の画像では分からないけれど…

黄色の矢印先にご注目

別の画像では隠れ脳梗塞の跡がいくつか見られた。
脳梗塞と言われると怖いけれど、年齢的にこれぐらいの数は普通にあるそう。
ちなみにわたしの場合は、同世代で数えると 20人中・良い方から7番目ほどらしい。
真ん中よりちょっと良い。つまりここでも血液検査と似たような結果に。

先生いわく、頭痛や寝不足だけではなく生理痛を我慢するのも良くないらしい。
まぁ極論言ってしまうと、脳に限らず全身いたるところに良くないんだけども。


▼判定結果

そんなわけで判定結果はこちら。

ほどよい結果だね

先生いわく「あと5年・10年は受けなくても大丈夫!」とのこと。
10年はさすがに言い過ぎな気もするので、今回のようにプレミアムコースでなくても、定期的な検査をしていこうと思う。

こんな感じでまとめたものをもらった。

ちなみに画像は専用ソフトをインストールして表示する形式だった。
そのため画像のみでは開けないので注意。


▼安心を買う、ということ

だんだん同世代と集まった時に健康面の話をすることが増えてきた。
若い頃に無茶をしてきた人たちは、だんだんその影響が出はじめてくる頃のようだ。

オタク界隈にいると、創作などで限界まで無茶をする人をよく目にする。
眠気をドリンク剤などで誤魔化して、ものづくりや趣味に集中するのはあまりよろしくないし、これまでもずっと繰り返してきていた…という方は、脳ドックに限らず定期的な健康診断を受けることをお勧めする。

「何もなかった!」なんてことは稀なケースだと思っていて、人間生きていれば何かしらの不調が出てくるはず。
良い面も悪い面もちゃんと検査で可視化し、今後の生活にいかしていくことが大事なのだと実感した。
安心を買う、そして未来にいかす。

正直今回、隠れ脳梗塞以上にストレートネックがダメージ大きかった…
首なのであまり負荷はかけられないけれど、これからストレッチなどしながら注意していこうと思う。

前半かなり脱線していたけれど、
この記事が少しでも病気の早期発見のきっかけになればいいな。



さて、次回の「行ってみよう、やってみよう」は何編になるかな?ちゃんと記事書く気あるかな?

あとこのタイトルのモトネタわかる人は同世代だよ。