見出し画像

MTG用のライフカウンターや対戦記録ができるアプリ「MTG Playbook」 の紹介 〜導入編〜

こんにちは まるやまです。2023年から作っているMTG用のライフカウンターや対戦記録ができるアプリ「MTG Playbook」を紹介したいと思います。


MTG Playbookとは

MTG Playbookはマジックザギャザリング用のオールインワンアプリです。主要な機能として「ライフカウンター」「対戦記録」「対戦分析」「デッキ構築」「カード検索」「デッキの一人回し」があります。

このように多機能なため、少しとっつきにくい印象だと思います。そこで、今回はMTG Playbookの基本的な使い方を紹介して、興味のある方に触ってもらえるようにしたいと思います。もしすでに使用しており、詳細な機能を知りたい方は「全機能紹介編」をご覧ください。

ライフカウンターを使うと自動で対戦記録がされる
対戦記録をいろんな角度で分析
構築したデッキをその場でテストプレイ

① ライフカウンター

先攻・後攻を選ぶとライフカウンターの画面に切り替わります。この時に自分のデッキやイベント(FNMや店舗大会など)を設定することもできますが、とりあえずはしなくても問題ありません。

MTG Playbookのライフカウンターは1ゲーム目を終えると、そのゲームの勝敗を記録して、2ゲーム目を開始するようになっています。2ゲーム勝つor負ければマッチの勝敗が自動で表示されます。

また、画面を左スワイプすればライフ履歴を見ることができます。このライフ履歴のためだけでもMTG Playbookを使っていただく価値はあると思います。

先後やゲームごとの勝敗も扱える
アプリでは珍しいライフ履歴。毒やストームなどもカウントできる

② 対戦記録

MTG Playbookのライフカウンターを使って対戦を行うと、その対戦は自動で記録され、後から見ることができます。

対戦には「自分のデッキ」「イベント」「対戦相手のデッキ」などを設定することができます。これらを設定しておくと、対戦記録を検索したり、対戦分析を行うことができるようになります。

また、対戦記録は簡単にTwitterなどに共有できます。投稿時に「#mtgplaybook」というハッシュタグが付きますので、Twitterに投稿する際はこの機能を使って投稿していただけると嬉しいです。

デッキやイベントを設定するのは少し面倒だけど記録や分析したい人にはおすすめ
みんなじゃんじゃん投稿してくれよな

③ 対戦分析

対戦記録に「自分のデッキ」「イベント」「対戦相手のデッキ」などを設定しておくことで、「勝率の推移」や「デッキごとのマッチ回数」などの対戦分析をすることができます。

標準では「全期間」を対象に対戦分析が行われますが、期間は自由に変更できます。また「対戦相手のデッキ」や「イベント」を指定して分析をすることもできます。その他にもゲーム所要時間、マリガン回数、マナトラブルなども分析することができます。

勝率推移も自由に期間を設定できる
イベント語や対戦相手ごとの勝利。ゲーム所要時間も見れる。

④ デッキ構築

デッキ構築をすることができます。Magic Online形式のインポート/エクスポート、マナカーブなどの統計情報などにも対応しています。カードのイラスト・言語は自由に選ぶことができます。また、フォイル管理・欲しいものリスト・デッキのスナップショット保存などの少し特殊な機能もあります。

カード画像を全面見れるシンプルなグリッドUI
デッキに入れるカードの画像は好きに選べる
マナ生成の統計情報を見れるのは珍しいと思う。あとデッキ価格($,tix)も見れる。

⑤ カード検索

カードはカード名やカードテキスト、タイプなど様々な条件で検索することができます。

ただし、注意点としてカードによっては日本語版が無いものもあります。特に鏡割りの寓話などの両面カードはほとんどが英語版のみとなってます。そのためカードが見つからない場合は英語で検索してみてください。

言語を指定することで他言語カードの検索も可能
「カードテキストに{E}を含むクリーチャー」のような検索もできる
トークンの検索ができる
「緑マナを生むアーティファクト」のような検索もできる
「マナコストに{U}{X}を含むクリーチャー」のような検索もできる
「フルアートの土地」とか「最近でた旧枠カード」のような検索もできる

⑥ デッキの一人回し

構築したデッキをアプリ内で一人回しすることができます。戦場や墓地などの領域移動、タップや裏表などの位相の変更、各種カウンターの設置、トークンの生成など基本的な要素を網羅しています。ライブラリ内からカードを探すのも簡単にできます。

また、デッキに設定しているカード画像がプレイマットのように表示されたり、任意のダイスを作って遊ぶことができます。

紙の一人回しの雰囲気を結構再現できていると思う
プレイマット表示は個人的にめっちゃ気に入ってる

MTG Playbookの導入編は以上になります。対戦記録や分析を行いたい方、デッキのカード管理をしたい方に特におすすめしたいです。そうではなくても、ライフカウンターのライフ履歴だけでも有用だと思いますので、ご検討ください。

各機能の詳細は「全機能紹介編」にて紹介しております。すでに使って頂いてる方・興味を持っていただいた方はぜひご覧ください。


FAQ

■検索してもカードがみつからない
両面カードや特殊イラストのカードなど、一部のカードは日本語版が使用できないことがあります。そのため、日本語で検索しても出てこない場合は英語での検索をお試しください。

このような仕様になっているのはMTG Playbookの内部で使用しているカード検索サービス「Scryfall」によるものです。そのため、MTG Playbookに不具合報告・改善依頼を頂いても対応ができません。Scryfallのコンタクトフォームから報告をお願いします。

■ライフカウンターは統率者戦に対応していますか?
ライフカウンターは統率者戦に対応しておりません。統率者戦は1vs1とはルールが大きく異なるため、現時点では対応の予定はありません。デッキ構築機能や一人回し機能は統率者デッキに対応しております。

■ 無料ですか?
完全無料です。広告もありません。この記事に有料エリアを設定していますので、「支援してあげよう」という方は購入してもらえると嬉しいです!

■ アカウント作成やログインは必要ですか?
必要ありません。インストール後すぐに使えます。そのため、データはスマホ内に保存しており、アプリを削除するとデータも削除されるのでご注意ください。スマホを買い替えた時はMTG Playbook内にあるバックアップ機能を使用して、新しいスマホにデータを移動してください(設定 → バックアップ)。

■ 対戦記録のデータは取り出せますか?
TSV(Tab Separated Values/タブ区切り形式)で取り出すことができます。独自の分析などにご利用ください(設定 → TSVエクスポート)。

■ 不具合や要望はどこで伝えればいいですか?
アプリ内に不具合報告・要望・感想などのフォームを用意してありますので、ご利用ください(設定 → 不具合報告・要望など)。もしくはTwitterにてご連絡頂いても大丈夫です。

■ どうしてMTG Playbookを作ろうと思ったんですか?
もともとは公式のコンパニオンアプリを使っていたんですが、「各ゲームの勝敗が記録できない」「ライフ増減の履歴が見れない」「そもそも結果が残らない」というのを解決したくて作り始めました。

■ あなたは誰ですか?
都内でソフトウェアエンジニアをしている一児の父です。MTGは1999年(ウルザズ・サーガ〜メルカディアン・マスクス)頃に少し遊んだ後、2018年(ドミナリア)に復帰しましたが、コロナ禍によって遊べなくなりました。その後2022年(団結のドミナリア)にまた復帰して今に至ります。現在はパイオニア・モダン・パウパー・EDH(6~7)を遊んでいます。腕前は万年初心者です。サプライが好きで、「MTGのお気に入りサプライ紹介」という記事を書いたりもしています。Twitterアカウントはこちらになります。

このプロフィール画像もMTG Playbookで作ることができます

以下の有料部分には何も書いてありませんが、「MTG Playbookを支援してあげよう」という方は購入してもらえると嬉しいです!


ここから先は

0字

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?