〈備忘録〉令和3年〜研究編②

忘れないうちに備忘録の続きを。
①では昨年度書いた論文の反省ばかりだったので、今回は今年度のものを。

3月に印仏学会のアブストを提出し、9月に発表をしました。
今回は前回の反省(①参照)を生かし、早目に準備していたので、前回よりも精神的に追い込まれなかった。
もちろん、発表前はかなりピンチだったけど。

それでも、やはり予め発表原稿の骨子を作っていたのは、かなり大きかったと思いました。
「出す前に 必ず決めよう 結論を」
大切なことなので、2回目の登場です。

内容的には、昨年度出した論文2本目の続きというような感じでした。
前回の論文はテキストで記されている修辞の体系の細部の差異を論じたもの。
今回は修辞の体系の大枠を論じたもの。
という感じです。
細かいことはまた後日。

今回の学会発表で、
今までお名前は存じ上げていたけどお話したことがなかった先生とコンタクトを取ることができ、
とても有難かったです。

その先生はサンスクリット修辞学研究のフロントランナー的存在の方なので、
こうして顔を知っていただけるのはとても嬉しいです。
こういう繋がりをつくるのも大事!多分。

また、著書までご恵送いただき、感謝感激です!
自分もいつか、そうやって自分のまとまった研究成果を次の人に提供できるようになれるといいな。

この発表を基にした論文が12月末に無事学会誌に掲載されました。
よかった〜。
ただ、3月に発刊される方に掲載されると思っていたため、
11月から校正作業に追われるようになったのは予想外でした。
こういうケースもあるのね…。
(印仏学会の会誌は12月発刊のものと3月発刊のものがあるが、どちらに掲載されるかは蓋を開けるまで分からない)

とりあえず、今年の印仏学会は昨年の反省をある程度生かすことができたという点においては、進歩がありました。
ちょっと成長。

ただ、やはり、まだまだ指導教員の先生にかなり助けていただいたので、
まだまだ修行が足りないと痛感しました。

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