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幻の和牛「かつべ牛」を食べたいが、店を決められない男の話

ソクラテスはこう言った。

「生きるために食べよ、食べるために生きるな」

......笑止千万!!そんなバカな。海原雄山に怒られる。

どれだけ美味しいものを食べ、楽しい時間が過ごせるかが私の人生のテーマである。

美味しいものを食べる瞬間こそ人生の中で最も豊かな時間であり、そのために生きていると言っても過言ではない。

ソクラテス、どれだけ美味しいものを食べていなかったんだ。ソクラテスの妻、クサンティッペは悪妻だったらしいので、結構辛い人生だったんじゃないか。だから哲学に傾倒していったのか。

そんな訳の分からないことを考えつつ、今回は私が愛してやまない「かつべ牛」を食べられるお店を探した話。
人生で美味しいお肉を食べている瞬間こそ、私は生きていると実感するのである。

かつべ牛は、私が食べた和牛の中でも一番美味しい和牛。島根県で育つ、頭数の限られた「幻」と言われる和牛。

伊勢丹で肉を購入し、家で作ったカレーは最高だった。ただ、あくまでも素人料理。どうしてもプロの料理を自宅近くでも食べたい!

そう考えてリサーチ。
かつべ牛のホームページを見てみると、取り扱い店が載っていた。

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写真では全て載せていないが、気になる方はホームページへ。

それにしても、和食、イタリアン、フレンチ、焼肉、鉄板焼き、色々なお店がある。

どこに行くべきか、、、優柔不断王と友人から言われる私では、もはや決めるのに1週間くらい掛かりそうだ。

私の高校の先輩の名言で、
「迷ったら、両方食え!」
というものがあった。

当時はよくカツ丼とラーメンを両方食べたものだ。

ただ、今回はそういうわけにはいかない。
アラフォーのオッサンに、もはやそんなに食べられる胃袋はない。学生時代より食べないのに、学生時代より太るのだから人間は不思議だ。

それ以前にそんな経済力もない。良いお店ばかりなので、なかなか万円掛かるだろう。ミスは絶対に許されない。死を意味する。

どこも美味しそうだが、
ここは肉をストレートに味わう鉄板焼き、焼肉か。
シェフの腕が光るであろうイタリアン、フレンチか。

いやそもそも、独身彼女無し、女友達も皆無。
友人を誘ったとして、男2人フレンチ、イタリアンはどうなんだ?
鉄板焼きでギリじゃないか?

全然決まらない。
ただ、一つ分かったことは、何を食べるか迷っている時は楽しい。私が紀元前400年位に生まれていたなら、ソクラテスに伝えたかった。

結局どうなったかは次回。



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