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幻の和牛「かつべ牛」に有り金のほとんどを使う男の話

様々なブランドがある「和牛」
松坂牛、神戸牛、山形牛など、和牛のブランドは
数知れず。

これは、そんな数あるブランド和牛の中から
「かつべ牛」に魅せられた男の話だ。

①かつべ牛との出会い

牛肉が好きすぎて、旅行に行ってはその土地の牛肉を
食べる男。それが私。

遡ること2年前。
島根県の出雲大社へ「早く結婚出来ますよーに!!」
と完全に他力本願なお願い(お参り)に行ったとき、
現地の知人から紹介されたのが「かつべ牛」。 

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近くのホテルで食べることが出来たその肉は、今まで食べたどの和牛よりも香り高く、肉の旨みがあった。
まさに青天の霹靂!!

これが私とかつべ牛とのファーストコンタクトである。

雷に打たれたように痺れた私は、どうしてもその時食べた肉の味が忘れられず、自宅(東京)に帰った後も食べたくて食べたくて震えていた。
そして気がつくと、関東で食べられるお店を探し始めていたのである。

ここから、かつべ牛は私の生活の一部となっていった。

②幻と言われる理由

そもそも何故かつべ牛が幻なのか?それは、

・種牛から自社牧場で育てる希少な一貫生産
・血統にこだわる一貫生産のため、そもそもの出荷数が少ない

この2点が挙げられる。
通常和牛は仔牛を生産する繁殖農家と、仔牛を買って育てた後に出荷する肥育農家に分かれていることが多い。
かつべ牧場は生産から出荷まで自社牧場で全て行って
おり、まさに生まれも育ちもかつべ牧場なのである。

更に和牛の味を決める大事な要素の一つ「血統」も、
自分たちで良質な血統を残すように繁殖させているから凄い。数は多くないが、自慢の和牛だけを生産しているのだ!!

あの有名フードジャーナリスト、肉のプロ「やまけん」こと山本謙治さんの著書にも掲載されている。  

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https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210942

③関東で買えるお店

実は新宿伊勢丹で販売されている。期間限定。
不定期のため、販売時期は問い合わせを。
以前伊勢丹に行った時の写真。

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高っ!!
だけど今回はリブロースを購入!
別にいいんだ、しあわせな時間を過ごせるのなら。

エンゲル係数からは常に目を逸らす。
出雲大社へのお願いも虚しく響く。
結婚出来ない理由はこの辺りか。

しかしもちろん後悔無し、期待のみ。

次回、男の料理紹介!




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