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【今週土日】タンゴ選手権アジア大会・ピスタで魅せる踊りの準備と心構え

皆さん、こんにちは。今週末、タンゴのアジア大会が控えており、高揚感が高まっていますね。

参加される方は、初めての方もいれば、何度も出場されているベテランの方もいることでしょう。そこで、今回は、技術の向上ではなく、どのような準備と心構えで大会に挑むべきかについてお話ししましょう。


目次

  • 1、楽しむ そして 感謝

  • 2、パートナーと目標を共有する

  • 3、踊りの計画を立てる

  • 4、準備

  • 5、イレギュラーの時のことを想像する



1:楽しむ

重要なのは何と言っても楽しむことです。
人生は一度きり。これまでの練習や研究を生かし、
タンゴを心から楽しんでください。
参加者や観客と共に、この特別な時間を存分に満喫しましょう。
そのポジティブなエネルギーは、
あなたのパフォーマンスにも表れ、魅力を増します。



2:パートナーと目標を共有する

パートナーとの信頼関係は、成功の鍵です。
この大会で何を達成したいのかをパートナーと共有しましょう。
日本では非言語的なコミュニケーションも重視されますが、
大切なことはしっかりと言葉で伝えることです。
そして、ステージ上での深いコネクションが観客や審査員を魅了するでしょう。



3、踊りの計画を立てる。

人は感情の塊であり、特に舞台では精神状態が通常とは異なります。そのため、通常では考えられない出来事が起こることも珍しくありません。重要なのは、柔軟性を持ち、即興で臨機応変に踊ることです。

ここで、絵を描くプロセスを比喩として用いましょう。絵を描く際、最初にデッサンを行い、次に色を塗りますが、その前に全体の構図を考えることが重要です。

この構図をタンゴの踊りの計画と考えてみてください。タンゴの音楽は通常
「Aメロ、Bメロ、Cメロ、Aメロ、Bメロ、C'メロ」という構成です。

これを基に、二人のダンスの物語を構築しましょう。計画があると、余裕を持って、即興での表現が鮮やかになります。

例えば、
Aメロでは歩きながらオーチョを、
Bメロではサリーダからの展開を2回、
Cメロではメディア・ヒーロからの展開を行います。
そして再びAメロで歩きとパウサ、
Bメロでオーチョからの展開、
Cメロでヒーロを行います。

ただし、踊りのシナリオをあまり細かく作り込むと、そのシナリオに縛られてしまい、自由な動きが制限されてしまいます。したがって、踊りの計画は大まかなアウトラインとして捉え、パートナーと共有しましょう。



4、準備

大会当日に持っていくものを、カバンに入れる前に一度テーブル上に並べて整理しましょう。これにより、一目で必要なアイテムが確認できます。整理が終わったら、それらをカバンに収納します。

直接カバンに入れながら整理すると、間違いを犯す可能性があるので注意が必要です。

荷物の準備が整ったら、リラックスするために穏やかな音楽を聴くなどして、心と体を落ち着かせましょう。お気に入りのお茶やコーヒーを飲むのも良い方法です。心穏やかにして、ポジティブなイメージを持ちながら本番に向けての準備を進めましょう!




5、イレギュラーの時のことを想像する


大会当日には、予想外の出来事が付随することがよくあります。これはおまけです。イレギュラーのことは臆せずに楽しみましょう。




まとめ

私もこの週末に出場します。皆様と共に、
最高のタンゴで舞台を彩りましょう!


GYU




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