野球嫌いの妻が今年の甲子園にハマっているワケ
こんばんは。
ぎゅうたです。
今年も甲子園の季節がやってきました。
毎年自分の母校(弱小ですが)→都道府県予選→甲子園と
なんだかんだ時間を見つけては追いかけています。
野球好きの父親の影響で、
小学生の頃から野球に触れることが多く、
"プロ野球選手だったら"みたいな妄想を毎日といっていいほどしていました。
当時僕は人との関わり方が苦手で、
1人の時間に居心地の良さを感じていて、
その中で飽きずにやっていたのが、
ifストーリーの創作。
その中の一つが妄想だったんですね。
とそれは置いといて、
今年の甲子園、妻がすごく前のめりになっているんです。
普段は野球が嫌いで、
日曜の昼間テレビをつけると
"野球に競馬にゴルフに、なんでこの時間はお父さんが見るようなものしかやってないの"
と怒ってます。
そんな妻がなぜ今年の甲子園にハマっているのか?
気になって深掘りすると、
"こうやって人は何かに夢中になっていく"
みたいなのが見えたのでアウトプットします。
①きっかけは大谷翔平?
大きく野球に関心がいくきっかけとなったのは、連日のようにニュースになる大谷翔平選手でしょう。
もともとオリンピックやW杯といった国際大会、日本代表のスポーツは好きなんです。
そんな中、世界を相手に大活躍の大谷選手に興味が行くのは理解できます。
ここ数年でいえば、
フィギュアスケートの羽生選手
スケートボードの堀米選手
スノーボードの平野選手
バスケットボールの八村選手
など、
世界で活躍する、結果を出している日本人選手に興味を持つんですよね。
毎日目や耳に入ってくる
大谷翔平選手の活躍に対して、
知らず知らずのうちに色々とインプットされているわけです。
②WBCの盛り上がり
そして気持ちが高まったまま、
WBCというお祭が開催されます。
野球嫌いだが、
大谷選手への関心と国際大会好きというのもあり、
直前の強化試合から追うようになります。
ただお目当ての大谷選手はアメリカでの調整のためこの時点ではまだいません。
そのせいかまだそこまで盛り上がっていない模様。
しかし、
いざ始まると、連日の熱戦に感化されどんどんテンションが上がってきます。
あの野球嫌いの妻が、
まさかのテレビ中継で野球の試合をフルで見ている笑
ニュースでハイライトがやれば、
かかさずチェック。
そしてドラマチックな結末を迎えたWBCにとても満足したよう。
最後の大谷選手のピッチングには涙を流していました。
さらに大谷選手をきっかけに見始めたWBC。
気づけば他の選手についても詳しくなっている。。
③甲子園事前番組を見て
そこからは少し落ち着き、
日常を取り戻していたのですが、
つい先日、
甲子園の事前番組として、
タイトルは忘れましたが、
過去の甲子園を振り返る特番に
たまたまチャンネルが合っていたんです。
結果的にこの番組が甲子園にハマっている一番の大きな要因かなと思ってます。
KKコンビ
松井秀喜
松坂大輔
ダルビッシュ
斎藤佑樹 vs マー君
大谷翔平
などなど、甲子園の伝説を振り返ります。
その中では、
WBCで活躍した選手達の高校時代も特集されていました。
実は妻は野球に対して、まったく知らないわけではありません。
お父さんが巨人ファンで小さいころはリビングで毎日野球中継を見ている。
きょうだいは高校に野球推薦で入学するほど。
試合の応援にも行っていたそうで、
かなりの野球一家で育ってます。
でもおそらく小さい頃の彼女にとっては、それは本意じゃなかったんでしょう。
反動として野球を避けるようになったのかと。
だからある程度過去の有名な選手とかは、
一応知っているんです。
さらに今回のWBCで現役で活躍している選手達も把握しました。
そんな選手達が過去にどんなドラマがあって
今があるのか?を番組では取り上げていました。
そこに興味を持った様子。
おそらくWBCを通して、
野球に対する感情がフラット(むしろ上向き?)になっている今だからこそ、
そのドラマや、活躍している(していた)選手達の成長過程に価値を感じたのかと。
そして行き着いた先が、
未来活躍するであろう選手達のドラマや成長過程を、
現在進行系で追いかけたいという気持ちになった。
それが甲子園を追いかけたいと思った理由なんじゃないかと感じました。
過去甲子園がドラマチックであったように、
これからも甲子園がドラマチックである。
それをリアルタイムで共有したいという期待です。
だからなのか?
その日の甲子園をドラマチックにまとめている「熱闘甲子園」という番組をかかさずチェックしています。
④気づき
ここで、
妻が甲子園にハマった流れをおさらいします。
1.大谷選手に興味をもち、それをきっかけにWBCを追いかける
・世界一を目指して頑張っている選手が好き
・もともとスポーツ観戦は好き(国際大会)
2.WBCで感動する
・劇的な試合の数々
・ドラマチックなラスト
3.甲子園に興味が湧く
・知っている選手の過去のストーリー
・これから起きるだろうドラマへの期待
実際に起きたことと、
妻の感情の動かされた(であろう)ポイントをピックアップしてみました。
そしたら、
色々な人気コンテンツと重なる気がしたんです。
たとえば、
「ワンピース」
海賊王を目指す主人公ルフィが、
仲間とともに様々な困難を乗り越え、
夢に向かって突き進む人気漫画です。
1.ルフィもその仲間達もそれぞれが大きな夢を持っている。
2.それぞれの劇的なバトルやエピソード
3.それぞれが様々な過去を抱えており、それを乗り越えて今がある。
今後のストーリーでもそういったドラマがいくつも展開されるはず。
最近最新映画が公開された
「キングダム」
もこれに近いですね。
天下の大将軍を目指す主人公信は、
中華統一を目指す王嬴政と共に、
多くの壁に直面しながら成長していく話です。
1.夢に向かって信じて疑わない信や嬴政
2.数々の戦場で起こるドラマチックな展開
3.現在進行系で成長していくストーリー
昨年からの映画が大ヒットした
「スラムダンク」
だってそう。
※漫画ばっかりですみません。
バスケ初心者の桜木花道が、
全国の強豪たちと切磋琢磨していきながら
成長していくストーリー。
1.初心者だが、天才桜木花道
2.チームメイトや全国の強豪との切磋琢磨
3.全国レベルの選手になっていく
もう少し見ていくと、
1.目標・目的に向かってまっすぐ進む主人公
2.困難にぶつかりながらも前に進む
3.目標に至るまでの成長におけるドラマやストーリー
こういったことが共通点として挙げられるんじゃないかと感じます。
これ、
「ストーリーの黄金律」という、
人が心を動かされる三要素と一致するんです。
「ストーリーの黄金律」とは
ストーリーが心を動かす要素。
いわば、人類共通の感動のツボといえるもの。
知識として知っていたものの、
こうやって目の前でそうなっている様を見ると
逆に僕が心を動かされてしまいました😅
でも、これってもしかしたら
何も気にしてなかったらスルーしてしまっていたことかもしれません。
そういう意味では、
アウトプットのトレーニングをしていくことで、
ほんとに何気ないことも、自分の心を動かすような価値のあるものになる気がした、
そんな気づきがありました。
ちょっとしまってないかも。。
3,000文字くらいになってきたので、
この辺で失礼します。
ここまでお読みいただきありがとうございました🙇♂️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?