【固定観念≒イメージ】でやっていることって多いよなって思った話。

こんにちは、ぎゅうたです。

週末にuber eatsの配達をしていて気づいたことがあります。

なんか普段よりインドカレー屋さんの配達が多い。
そしてインドカレー屋さん自体も普段よりお客さんが多いような。

なぜ?
急に流行り出した?

これを帰ってから妻に話すと、
"夏だからじゃない?"
と一言。

僕は辛いものを食べると汗が止まらなくなります。
だからこの暑い中、さらに汗をかくようなことはしたくないです。

「夏だからインドカレーを食べたくなる。」
「暑い季節は辛い物を食べよう」

それなのに、こう考える人が多い。

なんとなく気になったので考察してみようと思います。

①暑い時に辛い物を食べたくなるのはなぜか?

軽く調べてみると、
暑い夏=辛いものを食べるという感覚は一般的で、
それはインドカレーに限らず、
チゲや激辛ラーメンなども対象なようです。

寒いときに体を温めるために食べた方が良さそうなのに。

なぜ暑い夏に辛い物を食べたくなるのか?
まずはChat GPTで聞いてみました。

夏に辛い物を食べたくなる理由を10個あげてください

回答は以下でした。

夏に辛い物を食べたくなる理由には以下のようなものがあります:

1. 汗をかいて体が熱くなるため、辛い食べ物が体温を下げるのに役立つと感じることがあります。

2. 辛い食べ物に含まれる成分(例: カプサイシン)が血液の循環を促進し、体を涼しく感じさせることがあります。

3. 辛い食べ物は食欲を刺激し、夏の暑さで食欲が落ちている時でも食事を楽しむことができます。

4. 辛い食べ物に含まれる香辛料が口の中を刺激することで、スッキリとした爽快感を得ることができます。

5. 辛い食べ物は唾液の分泌を促進し、口の中がさっぱりとし、のどの渇きを和らげることがあります。

6. 辛い食べ物に含まれる成分が代謝を活性化させ、エネルギー消費を促進することがあります。

7. 辛い食べ物は食材の風味を引き立て、食事の味わいを豊かにすることができます。

8. 辛い食べ物には抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去する助けになると言われています。

9. 辛い食べ物は食べることで内側から温まり、体感温度を上げる効果があると感じることがあります。

10. 辛い食べ物は多くの文化で夏の食事に含まれる伝統的な要素であり、人々が夏の季節に辛さを楽しむ習慣があるからです。

内容の検証はしてませんが、
おそらくざっくりまとめると、

・汗をかいたり血行が促進されて涼しく感じる
・食欲不振になりがちな夏でも食欲を刺激する

こうやってみると、
暑い夏に辛いものを食べることは理にかなってるわけなんですね。

それを知ってか知らないでか、
気温が上がったこの季節だからこそ、
インドカレー屋さんが繁盛してるわけです。


そして思いました。

「こういうの、もしかしたら他にもあるんじゃね?」

○○な時したくなる○○
みたいな関係性のものって他にもあって

人によっては無意識のうちに知らずにやっていたり、
なぜ○○したくなるのかも知らないままやっていたりする事も多そうな気がします。

これを知っていたり、
逆に法則を見つけて
自分で新たに生み出せたら
面白い発想ができるんじゃないか?

そう思ったので、
さらに深掘りしてみます。

② ○○のときしたくなる○○

これ、他にどんなものがあるか?

さまざまな状況や要因において、
特定の行動や嗜好を引き起こす例。

これをまずは自分の場合から考えてみます。

たとえば、
映画館で映画を見るとき、ポップコーンを食べたくなる。

これは勝手にあるあるだと思ってます笑
ただ明確な理由は見つからない。。

なのでとりあえずChat GPTで聞いてみます。

映画館でポップコーンを食べたくなる理由はいくつかあります。以下に、10個の理由を挙げてみます。

1. 映画館の伝統的な雰囲気に合わせたい:ポップコーンは映画館での定番のスナックであり、映画館の雰囲気と相性が良いため、食べたくなるのです。

2. 映画観賞の楽しさを増す:映画を見ながらポップコーンを食べることで、映画観賞の楽しさがより一層増します。口に入れる度に映画の展開と合わせて味わえるため、より没入感が得られます。

3. 食べる音や香りが映画館の一部となる:映画館ではポップコーンの食べる音や香りが漂っていることが多く、それが映画館の一部となっています。その雰囲気に浸りたくなるのです。

4. ポップコーンのサクサク感が好き:ポップコーンはサクサクとした食感が特徴であり、その食感が好きな人にとって、映画館で食べることでより楽しめると感じるでしょう。

5. ストレス解消やリラックス効果がある:映画館は日常の喧騒から離れて映画を楽しむ場所です。ポップコーンを食べることで、口に入れる動作や味わいによってストレスが解消され、リラックスできる効果があります。

6. 他の人との共有感がある:映画館では多くの人がポップコーンを食べている姿を見かけます。その光景を見ることで、他の人との共有感を感じ、自分もポップコーンを食べたくなるのです。

7. 映画館でのポップコーンは特別な味わいがある:映画館で提供されるポップコーンは、一般のスーパーやコンビニで買うものとは異なる特別な味わいがあります。その独特の味を楽しむために、映画館で食べたくなるのです。

8. ポップコーンは手軽で食べやすい:映画館でのポップコーンは、手軽に食べられるスナックです。映画館での食事は限られた時間内に済ませる必要があるため、手軽で食べやすいポップコーンが選ばれることが多いです。

9. 映画とのセットで提供されることが多い:映画館では、映画と一緒にポップコーンをセットで提供していることが一般的です。そのため、映画を見る際にポップコーンが欠かせない存在となっているのです。

10. 懐かしい思い出がある:多くの人にとって、映画館でのポップコーンは懐かしい思い出と結びついています。昔から映画館でポップコーンを楽しんできたため、その習慣や思い出が現在でもポップコーンへの欲求を引き起こすのです。

なるほど。
つまり雰囲気に流されてるということ。
そんなに深い理由なし?

でもこういう固定観念に縛られてるというか、
"なんとなくそういうもの"
だから○○する

他にもありそうな気がします。

たとえば
・雷が鳴ったらおへそを隠す
・目の前を黒猫が通ったら不吉な感じがする
・四葉のクローバーを見つけたら幸せな気になる

こういった「迷信」に近いものも
近しい考え方なのではないでしょうか。

あとは、ドラマなどで、
・食器が割れると良くないことが起こる
・降り続いた雨が止んで晴れ間がでてくると事態が好転する

これも
特定の状況が特定のものごとにつながる
という意味では同じなのではないかと思います。

こう見ていくと、
「○○なときしたくなる○○」


「○○なときは○○するもの」
というある種の「固定観念≒イメージ」が無意識のうちに影響してるのではないか?

そんな風に思えてきます。

③どうやって活かすか

となると実際になんか活かせないか?
どうやって活かしたらいいか?

大きく2つのパターンを考えてみます。

1.【固定観念≒イメージ】に当てはめる

1つ目は、
して欲しい行動がある場合、
「○○なとき○○する」という
今ある無意識の【固定観念≒イメージ】に当てはめればいいんです。

たとえば、一番最初に挙げた、
「暑いときは辛いものを食べる」
という【固定観念≒イメージ】に対して、
スパイシーなカレーもそうだし、
激辛ラーメンやチゲなど、辛いメニューを訴求してあげるということです。

この【固定観念≒イメージ】が
一般的な内容であるほど、
よく認知されているので伝わりやすくなるかなと思います。

ただその分、競合も同じことを考えるので、
差別化は難しくなります。

2.【固定観念≒イメージ】を作る

2つ目はずばり
「○○なとき○○する」
という【固定観念≒イメージ】を作ってしまえばいい。

言い換えると、
○○は○○な時にするもの(使うもの)
というイメージを定着させるのです。

これ実は日常の中で多くの例が見られます。
以下はその一例です。

・バレンタインにチョコをあげる
諸説ありますが、日本で広まったのは
チョコメーカーが仕掛けたからと言われています。
チョコを買ってもらうための販売戦略として、
「バレンタインはチョコをあげる日」
という宣伝広告に力をいれ、
イメージを作りあげたのです。

・キットカット
チョコ繋がりで思いついたのでこちらも例として挙げます。
もともと普通のチョコのラインナップでしたが、
キットカット=「きっと勝つ」に文字ることで、受験生の合格祈願アイテムとしてのイメージを持ちました。

・ヒートテック
言わずとしれた真冬の必需品であるユニクロのヒートテック。
「寒いときはヒートテックを着る」
というくらい日本人には浸透しているんじゃないでしょうか。
ババシャツを着るみたいなこともありましたが、
"寒い時には暖かい機能を持つインナーを着る"のが普通になっていて、
かつ「ヒートテック」という商品名がこれを総称するアイテム名となっているというのは、
まさに【固定観念≒イメージ】を作り上げたといって過言ではないんじゃないかと思います。


これはそもそも需要を作り出しているということなので、
上手くハマれば非常に差別化でき、
独自のポジションを築くことができます。

ユニクロの例のように、
他社が出した似たようなものですら、
消費者は「ヒートテック」として総称しています。

また、既存のものであっても、
キットカットのように、
受験生の合格祈願アイテムとして
新たなポジションを築くこともできます。

他にもこういったものや仕掛けが
世の中の至るところにあると考えると面白いですね。
色々意識して探してみようと思います。


と勢いのまま書いていたら話が飛躍してしまったので今回はこの辺で終わりますね。😅

暑い日が続くので、
辛いものを食べて夏バテしないようにしていこうと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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