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皇后さまは本当に「馬アレルギー」なのか?

天皇皇后両陛下は6月22日、国賓としてイギリスを訪問された。即位後すぐに故エリザベス女王から招待を受けていたものの、2020年にコロナが全世界で猛威をふるい、訪問が延期となってしまった。
 その間、エリザベス女王、フィリップ王配殿下もこの世を去ってしまった。両陛下にとってはどれだけ無念だったことであろうか。今回の訪問は日英両国にとっても悲願だったに違いない。

6月25日(現地時間)、両陛下はロンドンの「ザ・ホース・ガード」で歓迎式典に臨まれた後、馬車に乗って午餐会が催されるバッキンガム宮殿へと移られた。
 馬車で移動する際、両陛下、チャールズ国王、カミラ王妃がノーマスクの中で、何故か皇后さまだけがマスクをされていた。現地メディア「The Daily Mail」によれば、「慢性的な馬毛アレルギー」のためと報じている。

https://www.dailymail.co.uk/news/article-13566829/Japan-state-visit-Prince-William-King-Charles-Kate-Middleton.html

The Daily Mail

宮内庁は2019年、皇后さまについて、ご成婚前から重度のアレルギーがあり、乗馬をする際にはマスクを二重にするなどの措置を取られてきたと発表しているが、これにはいささか疑問が残る。

・疑問点①「マスクのみで馬毛アレルギーは防げるのか?」
アレルギーは原因となる物質を吸引したり、皮膚に付着することで発生する。既に述べた歓迎式典での様子を見ると、皇后さまの鼻から上、手首から先は露出した状態だった。しかも、周囲には多くの馬がいる。そのような状況の中で、本当に皇后さまが馬毛アレルギーならば、とっくに症状が出ているはずである。しかし、そのような様子は見られなかった。

・疑問点②「馬アレルギーのある人を馬車に乗せるか?」
先ほども述べたが、両陛下は国賓待遇での訪英である。国賓は外交上、最も格式高くもてなされる存在である。国賓として招待する相手の持病やアレルギーをイギリス側が全く把握していないとは考えにくい。馬毛アレルギーのある皇后さまを馬車に乗せて、万が一アナフィラキシーショックを発症なんてことになれば、重大な国際問題になりかねない。甲殻類アレルギーのある人を「カニ料理店」に連れていかないのと同じ理由だ。本当に皇后さまが重度の馬毛アレルギーであるならば、馬車での送迎という選択肢は真っ先に外れるはずである。

昨年、宮内庁は広報室を新設したばかりだ。きっかけは小室眞子さん夫妻のご成婚に際し、誹謗中傷や言われのない情報が発信されたことだった。皇后さまの馬毛アレルギーについての真相について、宮内庁は国民に説明した方がよいのではないだろうか。

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