YAXIイヤパッドで、業界標準ヘッドフォンSONY CD900STの着け心地を改善した話
こんばんはギュイーン徳川です。
SONY MDR-CD900ST。
言わずと知れたソニーの業界標準といわれるスタジオモニタリングヘッドフォンです。
これ、みんなもってますね。
これ僕は最近になって買い直した2台目なんですけど、やっぱりしんどいです。
撮影の時とか、音をしっかりと録らないといけない時、これは重宝するんですが、編集作業の時にこれをつけてるとやっぱりすぐ耳が痛くなる。
僕がこれを初めて手に入れた時は、大学生の時でした。大阪芸術大学で音響効果を勉強していたんですけど、学校から無理やり買わされたんです。
当時僕はバンド活動に夢中だったんですけど、これで夜中Macに向かって作曲しているとね、30分持たないんです。
なんでなんやろと。
わかったんですよ。おっさんになって買い直してみて初めてわかった。
ここです。イヤーパッド。
イヤーパッドが、薄いんですよ。
単純にね、この、中のスピーカーの部分が、耳にあたってるんです。
僕、メガネなんですよね。
メガネのこのつるの部分と、スピーカードライバーのこの金具でべちょーんて耳が挟まれていると。だからしんどいんやと。
というわけで買ってきたのが、こいつです。
YAXIイヤーパッド。
こんなかんじ。
低反発のウレタンに、プロテインレザー素材です。
ここのリングのところが青と赤になっている。
これ、カラバリは結構出てるんです。黒のやつ、両方共青、両方共赤。
それと今回僕が買った色分けされてる奴。
では、付け替えてみましょう。
まずこっちを外さなあかんね。
では比べてみましょう。
だいぶyaxiのほうが分厚いの分かりますか。
で、この断面図も形自体が違うのわかりますかね。
純正のがこんな厚みで、こんな形。
こら耳痛くなってもうしゃあないですね。
それににたいして、yaxiのはこんな形。ちょっと立体的になってますね。
ではとりつけてみましょう。
さあ、こんなふうになりました。
玄人好みのデザインのヘッドフォンですが、ちょっとポップになりました。
じゃあちょっと装着してみましょうか。
着け心地、めっちゃいい!なにこれ!
ウレタンのイヤパッド、フカフカです。
純正と違ってイヤパッド自体に高さがあって、耳にいっさい干渉しない。
耳全体を覆ってしまうような形になり、全然イタないです。
では、肝心の音質を比較してみましょうかね。
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SONY CD900STってリスニングには向かないじゃないですか。周波数とか、小さなノイズの有無とか、そういうものを聞き分けるというか、測定するためのモノというか。
すべての放送用サウンドの『ものさし』みたいな感じのヘッドフォンなんで、音楽を楽しむためには向いてないと思ってたんですけど、これに換装することでちょっとリスニング用に近づいたような気がします。
これなら何時間でも音楽を聞いていられると思います。
でも、もともとこいつが持っていた音のヌケのよさ、クリアーさとかはそんなに損なわれてない。
「見えすぎて辛い」という部分はすこしまったりしたような気がします。
言ってしまえば、「これをやるなら初めからCD900STを選ばなければよかったやん?」ぐらいの音質の変化はある。
はい、ということで、CD900STのイヤパッド交換でしたが。
うーん。しかし例えばこれで自分の曲をミックスしたりなんかすると、低域をバッサリ削ってしまいそうな気がするな。
イヤーパッドだけでこんなに変わるんですね。もしかしたらCD900STの特性って、このスピーカードライバーが耳にすっげえ近いっていうことに起因するのかましれませんね。
しかし、やっぱ装着感って大事ですよ。
いくらこのCD900STが音が見えやすいといっても、痛くてつけてられないんではしゃーないですからね。
イヤパッドを交換して、音質よりも着け心地の気持ちよさを取るっていう選択も、全然アリだと思います。
僕はしばらく、この状態で使ってみようと思ってます。
リファレンス用としては、そうですね〜。
AKGでも買い足しますかね笑。
それではまたお会いしましょうギュイーン徳川でした!
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この記事はYouTubeチャンネル「ギュイーントクガワの動チェク!」コンテンツ撮影のために書かれたシナリオをもとに、加筆修正を加えたものです。
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