Waiting For Love

相変わらず進んでいるのかいないのかわからない仕事に関する準備も含めた作業・・・。
自宅に篭りっぱなしだと、8割だらけるので日用品の買い物がてら毎日20〜30分ドライブすることが多い。
その際は、車にスマホを繋いで車内でYoutube musicを流しているのだが、選曲は自分がよく聞く曲をランダムで流す形で、所々スキップしながら好きな曲を聞いている。
ただ時々、今まで聞いたことはないけれど「あなたにおすすめの曲」という項目を選ぶこともあり、表題の「Waiting For Love」もそれで出会った曲だ。

英語がわからないので邦楽を聞くことの方が圧倒的に多いのだが、最近は映画「SING2」で使用されていたショーン・メンデスの「There's Holdin' Me Back」など、少しずつ気になった洋楽も聞くようになっている。
そんな中で今日初めて聞いたAviciiの「Waiting For Love」。
Aviciiという名前は聞いたことがあったのだが、私が彼の名前を初めて聞いたのは5年前の彼の訃報のニュースだった。
海外の有名なアーティストが亡くなったということしかわからなかったが、当時私は1度目の鬱病で治療をしていて、メンタルヘルスで苦しんでいる著名な有名人は芸能人のニュースには敏感に反応していたように思う。
だから今日出会った「Waiting For Love」の歌手がAviciiとわかったとき、すぐにその彼が今はもういないこともわかった。

最初は「音」を楽しんで何回か聞いていたけれど、なんだか段々と聞いているうちに切なくなってきて歌詞の和訳された記事を何本かみてみたり、Aviciiについて調べてみたりした。
和訳はかなり翻訳者の意図が含まれる部分があるので、その人によって解釈は異なるが、私はこの方の翻訳と解説がすごくしっくりきた。

私の場合、今この曲に出会ったことによって「Aviciiはもういない」という現実に対する感情が二重にも三重にも重なってより切なく感じているのだろう・・・。

5年前は私自身音楽を楽しむ心の余裕がなかったので、ニュースでしかAviciiの存在を知ることはなかったけれど、今彼の楽曲に触れることができてよかったと思うと同時に、生死の選択は紙一重だと改めて考えるきっかけにもなった。私も何度も苦しくなって「消えてしまいたい」なんて思うことは数え切れないほどあるけれど、物理的な問題と家族を支えなければいけないという現実的な理由でなんとか生きているだけで、それらの制約がなくなれば喜んで消えてしまうと思う。

今はまだ「生きていてよかった」なんてとても思える状況ではないけど、「Waiting For Love」のように「愛」を強くかんじて生きていければ素敵だな・・・。
今は自分ごととして歌詞の内容を丸々受け入れることはできないけれど、何度も聞いて少しでもAviciiの魂に触れられればと思う。

作業は全く進まなかったけれど、素敵な曲に出会えていい時間を過ごせたので、今日はよしとしよう!

明日は四の五の言わずに、作業進めよう・・・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?