日記 50パーセントの配分について
6/1(木) 日記
連日飲み会。
この日は配給会社の若手~中堅層の交流会で、同じチームに最近異動してきた先輩が誘ってくださったので参加。
転職してから本当に飲み会が増えた。
みんなやっぱり映画が好きで(その好きのデカさも人それぞれで)、カルチャーが好きで、それぞれいろんなものを趣味にしていて、おもしれ~~人間って無限にいるな、とつくづく思う。
一緒に参加した仲良し先輩・アオイさん(仮名、明るくて可愛くて社交的で主人公っぽい。元気なふりがうまいところも主人公っぽい)は10年以上映画と全く関係ない営業の部署にいたのだけど、さすがに飽きた!となり自ら異動届けを出して映画の企画部に来た。
映画は好きだけど基本大作しか見ないから全然詳しくないし、私なんにもないからへこむよ~~と言っていたけど、映画をやるならある程度フラットな見方をできる人の方が強いよな、と思う。(と、これは自分に言い聞かせてる)
私の前に座っていた同い年のプロデューサーの男の子も、もともといた経理から企画部に異動するときに「きみ明るいし感じがいいし、そもそも映画そんなに詳しくないでしょ?じゃあオッケー!」と言われた、という話をしていた。
とすると、やはり「ふつう」の感覚をきちんと持ってる人への信頼感ってあるのでは?
私も私の大衆性を大事にしていいのでは?
ちなみに彼はそのあと、「俺の作った企画書見て、企画書はつまんないんだけどね、でもきみいい子そうだし!企画書はつまんないけど!って言ってきたんすよね、2回言う必要、ある?って思いながら、元気よくデカい声で返事しましたね!」と言っていてウケた。
とは言え、その彼の隣に座ってた一つ上の男性(私の前職時代の仲良し先輩の親友だった、世間狭、、)は生粋の映画オタクで、「映画しか見てこなかったから社会常識が一切ないんすよね」と言っていたし(学んでくれよ映画から)、
つまりはどちらも大事っすね!!!!という超超当たり前の答えにたどり着き、全員でふむふむ頷いた。
今回は総勢10人の飲み会だったのだけど、いちばん若い子(25歳。彼は少し前に今の会社に転職したのだけど、私が支配人だった頃にメールでやり取りをしたことがあって世間の狭さに驚いた)がゲーム実況にハマっている、という話をしていた。
「その実況者、めっちゃ浮気するんすけど、」と前置きをして、
「浮気相手がひとりだと彼女と浮気相手の比率が50:50になるから半々になるじゃないすか。これはダメなんすよ、彼女に失礼だから。だけど、浮気相手が5人いたら50:10:10:10:10:10になって彼女への比率がいちばん多くなる。だから、浮気相手5人作ればオッケーなんすよ!」とか言い出すもんだから膝叩いて笑った。
初対面なのに「バカ理論!!!!!!」と指差しちゃった。
信じるものをどうしようもなく間違えている。
アオイさんと私はおそらく性質が似ていて、たぶん今まで「うまくやってきた」方だと思う。どんな人とも、どんな場所でも。
自分のそういう性質を誇らしいと思ってる一方で同じくらい浅はかで軽薄だとも思っていて、だからこれは不誠実なんじゃないか、とか、武器ではないんじゃないか、とか考えて嫌になるんだよね、という話をした。
時と場合と環境によるとは思うけど、「うまくやらない誠実さ」みたいなものもある気がしてしまう。
難しいっすね、人生、とか言いながら(私はジャスミン茶を、アオイさんはジンジャエールを)バカみたいに飲んだ。
ちなみにアオイさんは会うたびに誉めてくれるのだけど、「ヨッ!今日もキュート!」「あらあら素敵なお召し物で♪」「うちのセーラーヴィーナス」という風に褒め方にだ~~いぶクセがあってイイ。元気出ちゃう。
上半期が終わろうとしている、着実に夏が来ている~
今年もラブシャに行けますように。
そしたらさ、これもバラ色の日々じゃない?海のきらきらをめがけて走る #tanka
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