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桜島の民家に泊まろう! 〜暮らすように体験できる島、はじめました〜

2023年、東京から桜島に移住した。

移住先にここを選んだ理由は、こんな日々噴火してる島に住むってことは知られてないよな…と気付いたから。それを発信して届けたいと思った。

桜島で民家ステイできる島にする!

移住してすぐ、そんなことを想うようになった。
そして、先日それが叶った! 桜島で 7つの家庭で受け入れが実施されたのだ。

その過程を話す前に、私がなぜそれをやりたいと思ったのか書こう。
 



民家ステイとは?

民家ステイとは、私が都内の学校で勤務しているときに知った言葉だ。

私がここでいう民家ステイは、「修学旅行等で訪れる学生が、ホテルのような宿に泊まるのではなく、その土地の民家で食事を提供してもらったり泊まったりすること」だ。地域によって呼び方が違うかもしれない。

都会の子にとって、田舎で、しかも知らない人の家に泊めてもらうというのは貴重な体験だ。さらに、この学校の場合は奈良県明日香村という、歴史深い土地だった。

学校単位で観光をし、午後、明日香村の人たちとの待ち合わせ場所にいく。するとこんな感じで受け入れ家庭の方たちと対面する。

対面式の様子

ここから各家庭3~4人ずつに分かれ、車で連れられていく。
大体、15時から翌日の9時くらいは受け入れ家庭に預けることになる。

活動内容は、家庭ごとにちがう。というのは、翌日生徒から話しを聞いて知ったこと。生徒ひとりひとりが、楽しそうに1泊2日の出来事を喋っていたのが印象的だった。

田舎に泊まる。

自分のほんとうの田舎でもなく、おじいちゃんおばあちゃんの家でもなければ親戚でもない。 学校の行事で決められ振りわけられた知らない人の家に泊まってくる。

やる必要があるかと言われたらなくてもいいかもしれない。彼ら彼女らにしてみたらでホテルとはとがう過ごし方をして、明日香村の人たちと直に触れた。そんな経験は自分でしようと思っても中々する人はいない。
民家ステイを体験していない人に比べたらまちがいなく貴重な体験になっただろう。

桜島に泊まろう。

は、はじまった。 鹿児島市では『学生民泊』という呼び名で実施している。
桜島では登録がゼロ軒ってところからはじまった。

その桜島で、2024年5月に初の学生の受け入れをした。次のnoteでは、そのレポートをしよう。


▼かごしま 民泊型教育旅行

 


 

カタオカマナミ
1984年生まれ。東京生まれ、東京育ち。

・文化服装学院卒業後、ウェディングやアパレル業界に携わる。その後、子どもの頃からの夢だった学校教員を目指し、都内で特別支援教育の専門員、部活動コーディネーターとして長く働く。
・2011年の東日本大震災をきっかけに、食べること・生きることを考え直す。そんな中、耕作放棄地を活用したコミュニティファームINAKA PROJECTと出会い、ほんとの食育を考えるワクワク体験を届ける。
・コロナ禍、移住する決意。 縁もゆかりもない鹿児島に魅了され、3年の準備期間を経て、活火山の島・桜島にグラデーション移住していくことになる。
・2023年、桜島に移住。アウトドアガイドをしながら、桜島の暮らしを伝えるサクラジマクリエイターをスタート! 桜島を多角的に楽しめる島に。
・好きな言葉 『Catch the moment!!』


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