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経験に勝る学びなし! ~旅の中で培われてきたもの~

久しぶりにツアー型の旅行に参加した。
たくさん感じるものや考えることがあった。
それは、お客さまの立場になってモノゴトを捉えられているのか? ってこと。

「初めてのことだったので、右も左もわからずすみません。」と言われたとしても、お金をとって催行している以上、こちらはお客さんでそんな事情は知らないしって思う。
その日までに、AになったらBを準備するとか、CだったらDにしようとか、何度もシミレーションして考えてくれてたのかな。
自分が参加者だったらどう思う?…をイメージしていたのかな?

鹿児島・口之島

この旅行は、お客さまにとって1度きりのものだったかもしれない。でも、そこで出会う人や体験次第では、その1度が、2度にも3度にもなる。

1度目を逃すと2度目がなくなるだけでなく、その人から伝わる情報によって、10人にも100人にも広がったかもしれないチャンスを失うことにもなる。

島で話しかけてくれたおばあ

────社員もバイトも関係ない。

学生時代のファミレスのアルバイトでお客さまに怒られたことを思い出した。
言われた注文を忘れていて、その方はいつまでも席で待っていた。その方に「注文したものは?」と言われて思い出し、私は謝った。遅れて提供する形になった料理をもっていって終わったのだけど、そのお客さまがお会計するときに私にこう言った。
「制服をきてそこで働いている以上は、お前はここのプロなんだぞ。」と。
言われてハッとして、気づいたら泣いていた。
そんなことを言われるまで気づかなかった私への悔しさと、それを教えてくれたお客様への感謝の涙だったと思う。15年以上たっても忘れていない。

社員もリーダーも、たとえば今日入ったばかりの新人も、みんな似たような制服を着て立っていて、お客様からして見ればみんなそこの従業員である。

15年経っても心に留めるほどの、大事なことを教えてもらった。

今から15年ほど前、きっとこの頃

────エキスパート志向であれ。

ちょっと前の木下斉さんの Voicy/note で、エキスパート志向をもつことについて話をしていた。アルバイト時代に泣いた私になかったのはこれだ。

[エキスパート志向が万人に必要な理由、自己満足が人生を分ける]

アウトドアガイドになって半年の私が思うこと。

桜島に移住して半年。
カヤックガイドとしての経験は少なく、まだまだ高みを目指せると思っている。伸び代しかないってやつ。

桜島でのカヤックのお仕事での1枚

冒頭に書いた "お客さまの立場になってモノゴトを捉えられているのか?" は、人よりたくさん考えて仕事していると思う。
それは、これまでの自分の経験がそうさせてくれていると体感している。

2014年の年末年始のマチュピチュ遺跡にて

────経験に勝る学びなし!

自身の経験の中で「自分ならこうしよう」「私ならアレをしてみるな」とか、自然とシミレーションができていたんだと思う。意図せずに、たくさんの旅の中でそれが培われてきた結果が今だ。

#この経験に学べ

のテーマをみたら書きたくなり、過去の思い出ともに綴らせてもらったのでした。20~30代でお金と時間をたくさん使って遊びたおしておいてよかったなぁ^^

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!




普段は

などなどなど…noteで書いてまっす_φ(・_・


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この経験に学べ

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