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爺ちゃんの独り言 150

読了 AI vs. 教科書が読めない子どもたち  新井紀子

虫とゴリラ 養老孟司 山極寿一にこの本が出て来たので。

新井紀子さんの本は、こんどこそ! わかる数学 (岩波科学ライブラリー) 新井紀子に続いて2冊目


気になった箇所を引用し独り言を。


AIが、チェス・囲碁・将棋だけじゃなく
MARCHクラスの大学試験に合格レベルの得点を出したと情報を得た時、記憶力ではAIには勝てないのに、見栄で大学に行く意味無くね?と思ったのは俺だけじゃないだろう。


コンピューターが苦手な用語

「お腹」の痛み→胃?腸?
「背中」の痛み→腰?背骨?
シクシク痛む、ジワーと痛む
ギュッと来る等、オノマトペ言葉


AI は計算はできる。
しかし、意味は分からない。
読解力が無い。
翻訳も、確率と統計で行っている。超高速計算機です。


読解力は、12歳頃までに既に決定し、
読書好き、勉強好き、算数好き、国語好き、スマホ好き、塾通いとの相関関係は見出せなかった。

教科書を読解するトレーニングをしないと、社会でマニュアルを読んでも理解できない。

★求められるのは、意味を理解する人間。公式は知っているが意味はわからないでは良くない★

読解力向上の確実な方法は未だ見つかってないが、多読よりも、精読や深読に、何らかのヒントがあるのかもしれません。

最後の章に糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」が出てきた。

コレから重要なのは、AIには出来ない読解力、そして相手が何を考えてるのかを探る力だろうな。

以上、爺ちゃんの独り言でした。


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