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爺ちゃんの独り言 121

読了 経済政策で人は死ぬか? デヴィッド・スタックラー & サンジェイ・バス 訳 橘明美・臼井美子
新型コロナウィルスで緊急事態宣言前に読了できて良かった。
続きは、爺ちゃんの独り言 121|爺ちゃん @gchan92416212 #note https://note.com/gyou1/n/n0d237793b5d0

続き
これから、大不況がくる可能性大です。
財務省は消費税下げないし、動画見たらわかるけど
普通に働いてれば給付金対象者って殆どいない。
https://twitter.com/uzuratukune3/status/1247281346906480640?s=09

帯にある通り
緊縮財政が、国の死者数を増加させていた!
その歴史的事実をグラフで説明してあり、納得できる本だった。

結論は、不況下での緊縮財政は景気にも健康にも有害
→ 有効求人倍率を上げ失業率を下げる
→ 公衆衛生に投資する 感染症対策は最重要

失業率と自殺率とうつ病患者数 は相関関係にある。
また、不況になると 死亡率が下がるのは、交通事故死が減少するから。
(車を動かすガソリン代、維持費もなくなる)

やっぱり、元財務省 髙橋洋一さんが以前から言ってる通りだった。
これからも、高橋さんの追っかけして22冊目の本でも買うか(笑)

結語を引用する
>経済を立て直す必要に迫られた時、私たちは何が本当の回復なのかを忘れがちである。 本当の回復とは、持続的で人間的な回復であって、経済成長率ではない。経済成長は目的達成のための一手段に過ぎず、それ自体は目的ではない。経済成長率が上がっても、それが私たちの健康や幸福を損なうものだとしたら、それに何の意味があるだろう。1968年にロバート・ケネディ大統領が指摘したとおりである。今回の 大不況について、次の世代が評価する時が来たら、彼らは何を基準に判断するだろうか? それは成長率や赤字削減幅ではないだろう 。社会的弱者をどう守ったか、コミュニティにとって最も基本的なニーズ、すなわち医療・住宅・仕事といったニーズにどこまで応えられたか、といった点ではないだろうか。どの社会でも、最も大事な資源はその構成員、つまり人間である。従って健康への投資は好況時において賢い選択であり、 不況時には緊急かつ不可欠な選択となる。


人権より人命

以上爺ちゃんの独り言でした。

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