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行政書士試験独学の注意点


深入りしない

独学学習のメリットは費用があまりかからない点です。
しかし、
独学の場合は、通信講座や通学講座を受講する場合と違って、わからないことがあっても講師に質問することができない点でデメリットといえます。
 したがって、不明な分野が出てきた場合は、自分で悩むか参考書を調べるか、ネットで検索するなど、自分で解決するほかありません。
 そこで、重要なのが、「深入りをしないこと」です。
まずは、5分考えても調べてもよくわからなければ、すっとばして、次の分野を学習することがおすすめです。
 つまり、わからず、解決せず、結果として、さっぱり前に進まなくなってしまい、モチベーションに支障をきたす。これが独学の大きな落とし穴になります。
 わからないから悩む、、そして、解決できずに投げ出すといった因果の連鎖が発生しないように、必ずわりきりましょう。
 私は常にそうした学習を徹底しておりました。
 他の記事でも触れておりますが、法律学は周辺知識の学習を進めていくうちに自然とわからない部分が解決したりする学問です。つまり、何度も繰り返すうちに、わかることが多くあります。
 テキストを読んでいて、わからなくても、問題集を解けばわかることもあります。一度解いてもわからなくても、二度目に解いたらわかることもよくあります。3月からの学習方法で解説しておりますが、4月からでも3周すれば合格できます。繰り返しが大事です。
 私、個人の経験で恐縮ですが、宅建、行政書士試験、予備試験は常に5分以内に理解できない分野はすっとばして、次の問題にとりかかっていた結果、モチベーションの低下も発生せず、テンポよく学習が進み、結果として、吸収できる知識も多く、学習効果も高かったです。

モチベーション維持の重要性

上述したように、とにかく行政書士試験はモチベーションを高く保ち、くじけないようにテンポよく広く浅く学習を進めていくことが肝要です。
 一度、深入りし、ペースを乱されると苦手意識が生じてしまいます。
その結果、学習のモチベーションが低下し、学習効率も低下します。
 私見ですが、メンタルの状態と学習効率の高低は相関関係があると考えております。
 つまり、メンタルが良好の場合は学習効率があがります。
理解をすることで達成感や充足が得られ、結果、メンタルも安定します。
そうすると学習意欲も高まります。この循環がポイントです。
 このように独学での行政書士試験の学習はいかに「深入り」せず、ポジティブに学習を進めていくかがポイントです。
 こちらの記事で独学で効率的に学習をする方法論を解説しておりますので、ぜひご参照ください。

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