デフォルメの世界

画像1 写真を貼りながら、改行もせずに思慮を消化する回です。最近思うのは、自分は結局「デフォルメ」が好きだなという事です。デフォルメとは何か。「デフォルメとは、あくまで作り手の主観の反映として意図して変形させた造形表現である。(wikiのコピペ)」だそうです。つまり、見た物に自分の主観を挟み込んでこねこねする。
画像2 羽田は、配信、絵、文、写真あたりがすきです。これらは全部デフォルメの手段なんだと思います。自分が見た事、聞いた事、知った事に対して、主観をこねて変形させる。今無言で貼り続けているシルバニアの写真だってそうです。見た景色に、たった1匹の赤ちゃんウサギを入り込ませて、少し愛おしい風景に変える。こうしたらもっとかわいくなるな、もっと綺麗に見えるなという主観が、デフォルメした景色だと思うんです。
画像3 絵の分野で言うと、デフォルメ以外の表現には、見たそのままを描写する「模写」や、頭の中で作ったものをそのまま描写する「創作」なんかがありますね。どちらも素敵だし、無いものねだりですがこの2つが好きな人を尊敬してます。でも、羽田はそれで言うと「二次創作」が1番好きです。既にある物、他の人が作った物を、自分なりの解釈をこねて変形させる。FA(ファンアート)が好きなんですが、推しに対する印象や、解釈を「俺はこう思いますので共感者キボンヌ」という気持ちでこねっこねするのは楽しいものです。
画像4 結局、直接自分を表現するんじゃなく、何かを介して自分を表現する事、もっと言えば、自分自身じゃなくて自分の主観を表現したい、評価して貰いたいという気持ちが強いんですね。頭の悪い例えになりますが、全部見えるよりちょっと隠れてる方がエッチ!みたいな…直接的、より、少しフィルターがかかってる方がこの世界は楽しいし、そのフィルターが主観だったら、もっともっと楽しいと思う訳です。より伝わりにくくなってたらすみません。
画像5 この営みを、ぴったり収めてくれる「デフォルメ」という言葉に出会えたので、これからは「デフォルメがすき」と自己紹介できます。以上です。最近撮れた良いシルバニアの写真を、主観をこねて提出する愚かさを許してください。めっちゃ楽しいです。

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