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茨城シクロクロス 第5戦 取手ステージ ME3 1位/57

コース

完全なドライコンディションということもあり難易度は低め。
難しいところといえばバリアーを超えた後のキャンバーくらい。前走者がこけてコースが詰まったりすると乗車して行けないので、バリアー通過時によく見極めておいたほうが良さそう。
それ以降は林間のコーナーが続くセクションですが別段難しいところはなく、冷静でいられれば無理なくこなせます。
林間を抜けると長いバックストレート。これが4~500メートルくらいあったと思います。この日は北風が強く(5~7m/sくらい?)バックストレートで右側正面から風を受けました。
バックストレートを折り返してからはコーナーがいくつかあるもイージーなもので、勢いを保ったままホームストレートに突っ込めばOK。
キャンバーでミスをしなければ差がつくのはストレートだけなので、ここをしっかり踏めないと勝ち負けには絡めないだろうなーとぼんやり感じていました。

レース

クリートキャッチに失敗してやや出遅れ。スタート後はみんな元気なので、頑張ってもポジションが上がらずややあきらめ気味になっていていました。
大きな木をぐるっとまわるシングルトラックのところで渋滞が起きていて、「今回はダメかな…」と意気消沈していました。バリアーに至るまでで大体40位くらいだったと思います。
唯一の難所であるキャンバーでは予想通り転倒している選手が見えたので乗車ではいけないと判断してバイクを担いでクリア。この判断は早くてよかったと思います。
そのあとはとにかくミスをしないように慎重にこなし、バックストレートでガチ踏み。向かい風が強いのでTTのように頭を下げて丁寧にペダリングしました。
当日はサイコンを忘れてデータが全く取れていないのですが、ストレート区間では体感的には320~360Wくらいは出てたと思います。時間としては1:30~2分なのでL5インターバルのような感じですが、ストレート以外のセクションは頑張るポイントがなく休めていたので身体的なキツさはほとんどありませんでした。シクロクロスレースとしては過去一で楽だった印象。
このストレート区間は本領発揮とばかりにガンガン順位を上げていけました。Power is 力…
そのあと2周目、3周目と特筆すべきことはなく淡々と進み、3周目のバックストレートで先頭パックにジョイン。5名ほどで風を嫌っていたようでお見合いしあっておりペースがだいぶ落ちていました。
呼吸を整え心拍が落ち着くまでしばらく先頭パックの後ろで休み、ホームストレートに入った段階で追い越しをかけました。お見合いしてたら後続選手がどんどん合流してしまう予感がしたのでここからは独走を決め込みました。
本筋からズレるのですがつくばの8耐でよくあるのがこういう状況で、先頭集団にいて様子見しつつゆっくり走っているといつの間にか強い後続選手が来てせっかく稼いだリードをなくしてしまうという失敗が結構ありました。こういうときはバチっと行くのが吉。
あまり攻めすぎない程度にペースアップして先頭で最終周のバックストレートに突っ込みました。ストレートの折り返しを抜けた後、後続を確認すると5秒ほどのマージンは稼げていそうな感じ。セーフティーリードは確保できたのでこの時点で勝利は確信していました。
ちなみに賞品はアスリートコーラというドリンク。おいしゅうございました。レース当日にブースが出ていたのでお話を聞いたところ、パラチノース入りのクラフトコーラとのこと。競技中に飲むときは原液を水に溶かしても良いそうな。ほう炭酸抜きコーラですか…感を出せるアイテムとして使える。

所感

C3のレースは東京に続き2回目だったのですが、ほぼ乗車できた今回のほうが身体的なキツさはなかったです。やはりランニングはダメージが大きい。逆に高心拍を維持するトレーニングとしてランニングを取り入れてもよいのか…?
今シーズンのシクロクロスはこのレースが〆です。振り返ってみると未経験からC2まで上がれるとは思っていなかったので結果としては上々。ただパワーと戦略で勝てただけの気がしていて、ここから上のクラスになると技術もないと勝ちきれないのではと思っています。パンプトラックのような凹凸や木の根が張っているようなコースは苦手意識があるので来シーズンまでの課題だと認識しています。
今後の予定としては6月のニセコTTを目標にしています。あとは4月にロードレースに出たりでなかったり。がんばるぞー。


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