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茨城シクロクロス 大洗 C4B 1位/50

写真は井上 和隆 (kazutaka inoue)さん撮影のものです。いつもありがとうございます。

コース

ストレートが長くロードっぽく走れるスピードコース。道幅は広く追い越ししやすいです。シングルトラックは少なくて、本部裏手にあるキャンバー区間あたりの数十メートルくらい。
珍しくバリアーが設置されていないコースで、10センチ弱の縁石がいくつか設置されているだけ。サンドセクション以外では降車しなくて行けそうな感触でした。
急な登りや下りがないのでサンドセクションを除くとすごくイージーなコース。

サンドセクション

肝心なのはコースの目玉であるサンドセクション。結構長くて100メートルくらいあったような。
セクション入口にコンクリートの30センチくらいの段差があります。段差の陸側は完全に露出していて降車して飛び越えないといけないのですが、海側は砂で埋まっていてラインができていて乗車したまま行けます。
試走時にほかの選手の走り方を観察していると、速い人は降車orバニーホップして陸側のラインを選んでいて、遅い人は海側を進むような傾向があるような気がしたので、自分で走ってみると確かに陸側のラインが砂が固くて走りやすく、海側は砂が深く失速してしまいました。
あとランニングしている他の選手と乗車したまま並走してみたのですが、自分程度のテクニックではあまりタイム差が出ないとわかったのでレースではランニングで行くと心に決めました。リザルトからいうとやはりランニングが肝だったので、実質的に大洗はランニング大会(初心者カテに限る)。

レース

前回の千葉で4位に入ってポイントを稼いだおかげか、今回は2列目からスタート。スタートからの直線が長いので最初のコーナーまでで7,8番手くらいまで順位をあげました。そのあとの芝生&砂利セクションで5番手、キャンバーを抜けて公園の広場のあたりで2番手に。
サンドセクションまでの長い直線はスピードも出るので、あえて前に出ず先頭選手にビタ付き。この時点ではこの人を最終周までマークして最後にちょい差しすればよいかなーと思っていたのですが、サンドセクションのランニングで意図せず抜いてしまう。前に出たからにはいくしかねぇ…!
そのあとはずっと独走。2位選手とのタイム差を意識しつつ、とにかくミスをしないように慎重に走る。後ろの選手と8秒差くらいで2周目、3周目とこなしていき最後まで1位でゴール。観戦していた人からすると大きな展開なくてつまらなかったろうな。
結果的にはサンドセクションでランニングに全力を注いだのが効いていたと思います。あとは直線部分をパワーで押し切った感も強い。力 is パワー。

タイムトライアル以外で表彰台に上るのは久しぶりでうれしかったです。優勝賞品はホイールが2本入るクッション付きのコンチネンタルのホイールバッグ。遠征時に役立ちそう。ありがたく使わせていただきます。

ラップタイム

今回のタイムは26:14。カテ3の優勝タイム(26:06)と比較すると8秒差。
ラップタイムはこんな感じ。

1周あたりのタイムがカテ3のほうが数秒早い。
乗車時のペダルキャッチミスしたり変な方向に力をかけてペダルが外れたりと、小さいミスが3,4回あったのでノーミスだったら同じくらいのタイムは出せた気がします。ま、そんなことはあり得ないので、カテ3で勝つにはもう少しテクニックを付けないといけないなーと思っています。

次戦は東京です。最後尾スタートだと思うので全力で行きます。また砂のコースなのでランニング大会にならなければよいのですが…(フラグ)


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