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2022全日本マスターズ選手権 個人タイムトライアル 男子30-39歳 1位

今回のハイライトは出走30分前にフロントホイールがパンクしたこと。
焦って修理したもののうまくいかず、自分の出走直前にレースを終えたチームメイトの落合さんにホイールを借りて事なきを得ました。圧倒的感謝…!
あとここに掲載されている写真はすべて井上さん(kazutaka inoue)に撮っていただいたものです。Big respect…!

良かったところ

  • フォームが改善されて(計測してないのですがおそらく)CdAも改善できた
    AP272Wに対して平均スピード41.9km/hなので過去一でCdAがよいはず。装備もあれこれ変えた(Rule28のBANされそうなインナーとか)ので比較できないですが、フォーム改善の影響は大きいと思います。ここ1年くらいストレッチを続けてきたおかげで肩甲骨の可動域がさらに広がってきた気がします。

photo:井上 和隆
  • 試走をちゃんとしたのでロスなく走れた
    大島は北寄りの強い風が吹きやすいというのは試走段階でわかっていたので、レースでは往路で頑張って復路で少し休むようにしようと決めていました。コースプロファイルを把握しているとメリットが非常に大きいので、次からも試走はしっかりやりたいです。

悪かったところ

  • パンクに対する準備が甘かったこと。
    持ってきたチューブが2本あって、両方ともバルブ長80㎜でした。
    ひとつはバルブコアが外せないタイプでリム73mmのホイールにはぎりぎり入らなくて使えず…
    もうひとつバルブエクステンダー(80㎜のバルブにさらに80㎜のエクステンダーを付けてめちゃくちゃ長いバルブのできあがり…)をつけて装着まではできたのですが、チューブが劣化していて空気いれたら裂けました…
    遠征全体を通して100kmも走らないしパンクしないだろうという甘い見通しがよくありませんでした。
    ちゃんと適正な長さのバルブエクステンダーとラテックスチューブの予備(前後輪分で2本)を持っていくべきでした。
    あとパンク修理したせいで体が熱くなりすぎてしまったようで、レース2周目に入るあたりから発汗量が増えてパワーも出にくい感じになりました。

  • サドル位置がずれていたのに気づかなかった
    TTのレースは車移動ばかりだったので輪行は初めて。帰ってきたときに気づいたのですがサドルの前後位置が1センチほど後ろにズレていました。
    レース中、いつもより手が遠くにあるように感じていて「どこか変だな…」とずっと思っていたのですが原因はおそらくこれ。
    DHバーとかサドル高はレース前にチェックしていたのですがサドル前後位置は盲点でした。次からは注意しようと思います。

  • パワー値が低い
    APが272W、NPが287Wと目標としていた値より1割くらい低かったです。AP300W、NP310Wくらい出せると見込んでいたので想定外に悪かったです。
    体調は悪くなかった(はずな)のですが…
    サドルの位置ずれの影響か…
    あるいは小野町TT以降でタックポジションになるようにDHバーを手前に寄せたのですがこれがよくなかったのか…
    あとパンク修理してて深部体温が早く上がってしまったからなのか…
    うーん…長期的な改善が必要かもしれません。

所感

反省点が多かった今回のレースですが、まずは勝てたことがうれしいです。あとはチームメイトとも久ぶりにあえて(自分がレースに出なさすぎるのが悪いのですが…)楽しかったです。こういう縁は本当に貴重なものだと思います。

マスターズTTに向けて6月からトレーニングを続けていましたがこれで一区切り。冬は気分転換がてらシクロクロスに挑戦していきます。がんばるぞー。

余談

せっかく頂戴したマスターズジャージを額装してみました。というかニトリのポスターフレーム(A2)に突っ込むという雑なものですが、そこそこいい感じになりました。

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