「もうすぐ○○」・・・柳亭市寿の語り。取手ウエルネス寄席。
お客をグルッと包み込む地引網のような笑い。
性格が良いのだろう、苦労もしてきたのかもしれない。
ほっと安心できる雰囲気があって、気が付くと会場全体が笑いの中に取り込まれている。そんな地引網のような噺家さんである。
取手市出身の柳亭市寿さんによる「取手ウエルネス寄席」の第一回。
冒頭、俳優の大泉洋さんに似ている、という掴みで始められたが、
有名人に頼らずとも好男子で、噺も面白い。
以前、二つ目で終わる人と、真打に上がる人の違いについて、
知り合いと話したことがあった。
いくつかあったのだが、その内のひとつに、
「二つ目になって数年は、間違えないように必死に覚えた前座時代の癖が抜けずに、語りが早口で平板になりがち。そこから、自分の言葉で観客の状況を見ながら語る事が出来る人は真打になる」
というものがあった。
市寿さんは、すでにこの域に来ているような気がする。きっともうすぐだ。
この先が楽しみ。
「取手ウエルネス寄席」今回のゲストは、ラヂオつくばでおなじみの小村悦子さん。微笑亭福悦という名で、社会人講談師として登場。
ラヂオつくばのパーソナリティとは違う語りが楽しかった。
「取手ウエルネス寄席」次回は11月6日月曜に
取手ウエルネスプラザで行われるらしい、
ご興味のある方は是非。
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