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「不思議な時間である」・・・声あそび表現家・アーティストライブ。


ozbel & ephyra(夏秋文彦∵中田真由美)ライブ。
松戸:gallery&音楽室「千鈴舎」にて。

中田真由美さん。
このふわりとしたアーチストと知り合ったのはもう何年前になるだろうか
2018年の山本由也さんとコラボレーションした時に、
観客席で観て頂いた。

その日の打ちあげで、涙を流しながら、ライブの感想を語る姿が印象的だった。

その後、別のライブ(夏秋文彦さんとのコラボ)で彼女の歌う姿を見て、「フワフワとした風に舞う羽のようなライブだな」と思った。
歌詞?呟き?鳴き声?なんとも言えないような言葉を織り交ぜて展開するその歌に、
即興型で憑依型歌手なのだな、と勝手にカテゴライズしていた。

だが、その後買ったCDやライブを拝見していくと、何か違うものを感じた。
それが何であるかはすぐには分からなかった上に、コロナ禍やスケジュールの都合で数年ライブを拝見する機会も少なくなり、久しく確かめる機会が無かった。

しかし、ここ数か月のラジオや今回のライブで、少しだけわかった気がした。

最初に思ったのは、「ラジオde怪談」に参加していた抱いた時である。
私のつたない作品の疑問点を鋭く問いかけて来て確認してきた。
思いの外(失礼?)の論理的な考察に驚いた。

そして、今回のライブだ。
声あそび表現家・アーティストとの肩書を持つ彼女の音楽については、YouTube動画などがあるので、是非見て頂きたいのだが、先にも書いたように、ライブでは特に即興的な要素を感じさせる。

だが、そのふわっとした印象の佇まいや曲の印象に幻惑されてはいけない。
その向こうで、しっかりと、そして実に真面目に曲に向き合っているのだ。
その誠実さが、数回のライブを経験すると、分かって来る。それが又、彼女の大きな魅力である。そういう誠実さを感じさせる人が、様々な分野に発展していくのは嬉しい。

最近、朗読や自作の紙芝居などにも興味を持っていると聞いた。
新たな世界でも是非、自由奔放に見えるそのアーティステックな姿で、私たちを翻弄していってほしい。

ちなみに、中田真由美さんは、長野在住だが「ラジオde怪談」にも参加して頂いている。
放送日が決まったら、このページでも告知するので、お時間合えば是非、不思議な物語を語る彼女も聞いて頂きたい。



千鈴舎でのライブ



左から中田真由美さん、ozbelさん、夏秋文彦さん。





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